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文学談話室

おもにシナリオ脚本を中心に小説・音楽・旅行記など書いています

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今月の書評「女性の品格」坂東真理子 PHP研究所刊

昨年病院に行く途中、駅の書店で目に止まったのがこの本でした。
その時、30万部(現在200万部)突破ということで、なにか診療を待つ間、さらっと読めてさわやかな感じの本はないかと探していたので早速購入しました。
「国家の品格」が出て、それ以来、品格ということばが盛んに用いられるようになって、ついにNTVテレビドラマさえ、派遣社員300万人といわれており労働市場も様変わりですが、「ハケンの品格」が放映されました。

余談になりましたが、「女性の品格」を読んで見た感想は、

品格を保つための項目が60項目以上ありますが、読んで目だったものはなく、古きよき時代と新しい時代のモラルを融合させてほしかったと思いました。
たとえば、お礼状はすぐに出すとか、人に感謝の気持ちをすぐ伝えるとか、つつましく振る舞い、自分を主張しないとか、目上の人を尊敬するとか、一昔前には、女性が守っていた常識的な内容が多く少しがっかりしました。
もっと新しい時代に即したフォーマルな場合とインフォーマルな場合とのことばの使い分け、
ケータイで外で話すときには小さな声で話す、車内でお化粧をするのを控えるとか日常起きているささいなことも言及してほしかったと思いました。

面白かったのは、会社でもご近所のお付き合いでも、特定のグループには入らないことという項目がありましたが、グループでも中にはあまり有益でないものもあるかも知れません。
つまり、それに流されて、自分の目的を失ったりすることです。
新しい時代に対応してほしかったのは、語学とか自分の趣味を広げるためにスクールにいくとか、テレビで学ぶということです。

また、高級な物を持ちなさい、いいものを何年も使うことは理解できないでもありませんが、安いものを買って使うのも今の厳しい経済情勢では当然ですので、これはあくまでも個人の意思決定にゆだねるべきであり、女性がこれによって品格があるかどうかの問題ではないと思いました。

昔は家族も二代が同居していて祖母から、母へ、母から娘へと語り継がれて自然にマナーが継承されてそれぞれの品格が形成されていくと思いますが、今は核家族でどういう風にエチケットを身につけたらわからない、誰も教えてくれる人がいないので、そういう意味で家庭に一冊あってもよいのではと思いました。

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純愛小説「愛は時を越えて」新風舎から7月出版され PART2も書く予定です、

「愛は時を越えて」は7月7日念願の書として新風舎より短編2編「けだるい夏の日」「終電車」を収録、刊行されました。
収録内容はPART1です。

あらすじPART1
幼稚園で幼馴染の裕彦と亜理紗は聖書劇で一緒になって以来仲がよかった。
その後二人は別れて、大人になった二人は、32歳を迎えて亜理紗が極東航空の客室乗務員(キャビンアテンダント)チーフ、裕彦はビジネスコンサルタントとして20年ぶりに国際線機内で再会した。

しかし、同時に亜理紗はチーフパーサーとして新人の伊東葉月と後藤いずみとの実地研修を行わなければならなかった。
亜理紗と10歳も違う二人は、個性的でちょっと自己中心的で、機内でいろいろ説明、指示してもどうして私たちが、とか、まだ新人ですと言って素直に応じず、亜理紗を困らせた。
しかし、新人の葉月が、ベジタリアン食しか食べない外国人乗客に間違って豚肉入りカレーを出して大騒ぎになったが、亜理紗は新人に代わっり償った。
その夜、機内で急病人が発生、亜理紗は率先して乗客の救急措置を行うのだった。
葉月、いずみに亜理紗から叱責されたが、亜理紗の積極的な行動に次第に目覚めていった。

ニューヨークマンハッタンで二人はようやく再会、積年の想いを話した。
幼い幼稚園時代の想い出から始まった二人の話は20年の時の流れを埋めるにはあまりにも長かったのである
5番街を、セントラルパークで秋のニューヨークを散策しても長い年月の空白は埋まらなかった。
ついに二人は夜のエンパイアステートビルで愛していますと告白した。

PART2これから書こうと思っています。この小説はブログに順次掲載して行く予定です。
ただし自費出版はいたしません。
初期の目標は達成されましたし、結構費用もかかります。
この書を出版したことにより今までも多くの感想をいただきました。

・幼稚園時代の幼馴染二人が戦争で別れ、断絶、32歳になったとき二人が国際線機内で再会を遂げて、少しずつ積年の想いを話しながら、最後に愛していることを告白、ロマンチックで感動した。
・美しく純粋な二人に感動するとともに幼稚園時代の幼馴染を考えた。
・淡々と二人が描かれていてよかった
・はじめから出会った二人が一緒になる話は退屈で飽きる、陳腐化した話である
・主人公の性格が弱い、男まさりの女刑事の主人公のような女性とか
実にいろいろな感想をいただいたことを感謝しています。

PART1のポイントは幼馴染の亜理紗、裕彦は20年後32歳のとき、運命の再会を果たし、二人には戦争が激しくなって突然別れて、再会したといってあまりにも長い空白期間があり、二人は不安を抱えながら、幼年時代の話から、少しずつ氷が溶けるように時間をかけてゆっくりと愛し合ってることがわかってくるのです。
だから会話を通じて二人の繊細な気持ちを書きました。

次に亜理紗は、極東航空のチーフキャビンアテンダントで、機内で起きる乗客の問題を冷静にとっさの事態にすばやく判断し5人のキャビンアテンダントに指示するとともに自ら率先して問題を解決し、文字どおり仕事に厳しくアテンダントたちにとっては恐く、会社上層部からも高く買われている存在ですが、反面、そんな亜理紗はいくつになってもピュアーでひたむきの純粋さ、不器用な恋しかできません。そういった亜理紗の対照的な異なるプロフィールによって生きてくるのです。

このような純愛物語は、どうしても二人が中心になり、飽きてくるという人もいて、亜理紗・裕彦のほかに極東航空という企業の中で、亜理紗と登場する5人のキャビンアテンダント、特に新人ギャル、新人類の葉月・いずみにも焦点を与えて一本調子にならないようにもしまた。特に32歳の中堅社員としての仕事と新人二人の仕事を大きく対比させました。

あらすじPART2
PART2は新しくこれから長編小説シリーズとして登場します。

亜理紗は裕彦と運命の再会を遂げたあと、4日後、亜理紗は葉月とともにアメリカからの帰途突然房総沖で発生した乱気流に遭遇、機長から緊急情報を聞き、客室乗務員は皆に緊急時の対応を知らせて、座席に身をかがめて低い姿勢をとるように指示した後、彼女たちもシートベルトを着用したが、亜理紗は通路で客席からすべった小さな幼児が通路にいるのを発見子供の命を助けるために亜理紗は身を子供の上に覆うように子供をしっかりと守るのだったが乱気流に巻き込まれ、亜理紗の身体は幼児を抱いたまま宙に舞い、天井に身体をぶっつけて、全身打撲で意識不明となったが、亜理紗は子供の命を救ったのだったが、羽田空港着と同時に入院

翌日、新聞に「極東航空、客室乗務員高梨亜理紗、お手柄、幼児の命救うが意識不明で入院」と報じられて、会社もいまさらのように亜理紗の行動を大きく評価して復帰することを待つと声明、新聞を見て驚いた裕彦が病院に駆けつけて、亜理紗は数日後意識回復するのだが、裕彦は徹夜して毎日亜理紗を励まし。病院の廊下の椅子で寝て、会社にそこから出かけるのだった。こうした裕彦の励ましにもかかわらず、松葉杖に頼らなければならない亜理紗は裕彦の仕事と未来の彼の飛躍に自分が妨げになってはとある日、裕彦に手紙をしたためてお別れしましょう,そういう手紙を残して叔母のいるサンフランシスコに飛び立つのだった。

亜理紗、裕彦、それに葉月、いずみは・・
10年後、20年後まで描いてまいります。

第二部は、第一部と異なっていくらか波乱に満ちた物語にしたいと思っています。
亜理紗は帰りの機内で乱気流で負傷、病院に入院、裕彦が駆けつけて病院寝泊りの必死の看護、
それでもついに亜理紗は車椅子の身になり、裕彦の足手まといになってはと、別れの手紙を書き、私が去っても葉月はとてもいい子なので彼女と幸せに
その時、亜理紗と裕彦にはじめて試練が
もし、あなたの恋人がこういう不運に立たされた時、どうしますか、そんな問いかけを物語で書いてみたいと思っています。

私の小説、シナリオには刑事とか警察は登場しません。そういう物語は書店で沢山求めることができるのでほかの作家さんにお任せしたいと思います。

なぜ毎日のように人は憎みあわなければならないのでしょうか。お互いが助け合い、いまだからこそ愛し合っていくことが幸せだと思うような物語が大切と思っています。
それに、年輩者でもあり、吉永小百合などの映画を見たのが青春時代で、和泉雅子、山口百恵を見た時代です。
テレビドラマも恋愛物でも、シリアスな刑事・犯罪・不倫物語もありますが、最近は純愛シリーズのドラマも復活してきています。

NTVの菅野美穂・玉置浩二主演「あいのうた」、警官役の片岡優二、彼は妻に3年前先立たれて、3人の小さな子供を抱えて毎日を送っていたが、彼も医師からがんに侵され、あと、半年の命と告げられているが、せめて限られた命を子供のために楽しい想い出を残してやりたいと明るく振舞っている。

そこへ突然、小さいときから母親の愛を知らずに不幸を一心に背負った松田洋子が成人して、東京を見た後,川に飛び込むが、死に切れず、優二と知り合い、記憶喪失症を装う洋子に皆が名前をつけてあげて、新しくあいちゃんといわれて、一緒の生活をしていく。

あいは、優二を次第に愛して行くものの、ピュアーで相手に自分の気持ちさえ伝えられないこんなひたむきな女性を描いたものも今もなお放送されています
私は強い女性よりも、弱くまた、男性も恋愛が不器用な人間としての弱さを持っている物語、ドラマが好きです。
だからこそ、定年間際のあと半年といわれた警官、片岡優二と20歳以上も年齢差のあるあいとの間が清楚な感じになるのです。好きだった好きとなぜ言わないのと何度も同じレストランに働く彼女に言われるのです。

「働きマン」の新二への不器用な松方弘子の恋愛、彼女は仕事を猛然とこなし、あらゆる問題を解決していく働きマンです。でも、一方ではいつも恋人新二に逢うときは、弱くてピュアーで見ていても聴視者が見て支えてあげたい気持ちがあるのです。仕事がスーパーマンで、恋愛も男まさりの女性、そういう女性は書いていても魅力がないでしょう。人間どちらかが強ければ、どちらかが弱いのです。松方弘子がとても不器用で思ったことさえ、誰かに言われる弱さ、それがあるからこそ仕事がすごい女性に見えて、また可愛くもあるのです。つまり、これが主人公の特徴です。
韓国ドラマペ・ヨンジュン・チェ・ジュウ主演「冬のソナタ」チェ・ジュウ。グオ・カンサン主演の極め付きの純粋さを描いた「天国の階段」
をはじめ映画「恋空」など、

私の書いたこの小説は昭和41年ごろの時代背景です、そんな時代は今は通用しないと思われる方もいるかも知れません。登場人物、ヒロインの話すことばは当初は今風の言葉で書きましたが編集部の方からも、その当時の時代背景の言葉を考えてくださいということで、若干修正しました。しかし純愛はいつの世にもあります。その時代の背景も踏まえて二人の純愛物語を書いてみました。




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