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テレビドラマシナリオ「愛は時を越えて」NTV応募作品

ドラマシナリオ「愛は時を越えて」

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このドラマシナリオは、NTVシナリオ登竜門に応募するために書かれたものです。
全部で13話となっています。
応募要領に基づいてシナリオに登場する人物も想定俳優を書くことが必須条件でした。
2007年NTVはシナリオ登竜門を中断することになって応募はできませんでした。
そのままの形で公開したいと思いました。

キャスト
錦小路 裕彦(32) 玉木 宏
亜理紗とは幼馴染、彼女が忘れられずいまだ独身、ビジネスコンサルタントでニューヨーク国際線機内で20年ぶりに運命の再会を遂げる

高梨亜理紗(31)  伊東美咲
裕彦とはやはり幼馴染、小学校4年まで一緒だったが父の中近東転勤で、外国生活が長く裕彦とは会えずに30歳を過ぎる

伊東葉月(23) 上野 樹里
オーシャン航空新人CA、個性があって亜理紗も悩むが、率先して乗客の対応をしてることによって次第にプロ意識を感じてゆく
若さいっぱいで無邪気、お茶目で誰からも好かれる

後藤いずみ(24)加藤 あい
オーシャン航空新人CA
伊東葉月と同期生、落ち着いていて葉月と半年しか生年月日が変わらないのに、お姉さんを気取っている

サム・ケーシー(27)ダニエル・カール
ニューヨーク在住、日本語が上手で休日、自由の女神観光のフェリーで葉月、いずみのガイド役を買って出て親しくなっていく

山崎香織(29)
オーシャン航空CA
亜理紗と気の許せる関係

秋野絵里子
オーシャン航空CA




あらすじ
誰しも幼ななじみの男女がいるに違いありません。私も例外ではありません。

横浜のカソリック系の幼稚園の聖書劇で裕彦と亜理紗は出会った。それから二人はお互いの家を行き来して親しくしていたが、亜理紗の父が中近東に転勤以来、月日は20年余り過ぎて行き、そんなある日、裕彦は国際線機内でCAチーフになっていた亜理紗と運命の再会をするのだった。
亜理紗は一方では二人の新人CAの機内実習があり泣き止まない子供をあやしたり、間違って新人いずみがベジタリアン食の乗客に肉食を出して新人CAの償いをしたり、深夜急病人が発生して率先して範を見せて葉月、いずみも次第に自分から行動するようになっていった。
亜理紗、裕彦の二人はマンハッタンのホテルで積年の想いをやっと遂げたのだった。
幼い日の思い出を語り合い二人は32歳、20数年の空白を埋めるように努力した。
その頃新人の葉月、いずみは自由の女神の観光フェリーでサムという日本語の上手な若者と会い青春を楽しんでいた。
二人は秋のマンハッタンを散策、セントラルパークの白い観光馬車に乗ったり裕彦は亜理紗にテフィァニーでネックレスをプレゼントしたりして二人の心は次第に溶け合って行くのだった。
夜は更けて行き、私とあなたの長い空白はまだ埋まらないと二人はタクシーでエンパイアステートビルに向かい、亜理紗の気遣いと親切な説明で裕彦は「待って、待ってどんなにか君が現われるのを待ってました」と亜理紗を抱きしめた。亜理紗も「ずっとあなたを愛していました」と涙するのだった。

第1話 旅立ち 

■1884年成田国際空港前景
カメラパン
一台のタクシーが止まる。
タクシーから出る一人の男、そのまま空港ビルに入る

■空港国際線出発ロビー
背伸びして
裕彦「よおし、やるぞ」

■ポケットからケータイを取り出す。
裕彦「錦小路ですが、ニューヨークに行ってきます」、
井上「主任心配しないでください。まかせてください」
部長の声「誰なんだ、えっ錦小路君、僕に貸して」
部長、「錦小路君、大変だろうがしっかり頼むよ。ユナイテッド・デリバリー社と契約するための調査だから、君を信頼しているよ」
裕彦「部長安心してください、満足な結果得られる調査報告書持って帰りますから
部長「身体には気をつけてな、じゃあ」

■成田国際空港に着陸したBoeing機内
降りる乗客
亜理紗「ご搭乗ありがとうございました」
美由紀「お気をつけて、またのご利用お待ちしております」
昌子「Enjoy have a nice to your trip」

第1話 旅立ち                    
■1984年成田国際空港前景
カメラパン
一台のタクシーが止まる。
タクシーから出る一人の男、そのまま空港ビルに入る

■空港国際線出発ロビー
背伸びして
裕彦「よおし、やるぞ」

■ロビーの脇でケータイを取り出す
裕彦「錦小路ですが、ニューヨークに行ってきます」、
井上「主任心配しないでください。まかせてください」
部長の声「誰なんだ、えっ錦小路君、僕に貸して」
部長、「錦小路君、大変だろうがしっかり頼むよ。ユナイテッド・デリバリー社と契約するための調査だから、君を信頼しているよ」
裕彦「部長安心してください、満足な結果得られる調査報告書持って帰りますから
部長「身体には気をつけてな、じゃあ」

■成田国際空港に着陸したBoeing機内
降りる乗客
亜理紗「ご搭乗ありがとうございました」
美由紀「お気をつけて、またのご利用お待ちしております」
昌子「Enjoy have a nice to your trip」

■タクシーから降りる亜理紗
自宅について玄関のドアをかぎで開ける。

■マンション室内
壁の蛍光時計
制服のままで壁にもたれて背中を少しかがめて
亜理紗「あたし三十二だよね。なにやってんだろう」
そういいながら電気を入れて極東航空の講習の写真を眺めながら、木下機長の微笑んでいる姿を見ながら、
亜理紗「私がいけないんだ。いいお話もあったし、木下機長だって、私を愛してくれてるのに」
「自分が本当に好きだという人に私の愛を差し出したい。どんなにお見合いのいい話があっても自分の心を閉ざして結婚することは自分にとって不幸になるし、相手の人を幸福にできない、そんな偽善的な気持ちで結婚はできない」


■成田国際空港内化粧室
われに返る亜理紗
亜理紗「いけない、いけない、こんなセンチメンタルな気持ちになって、私には大切なことがある。」

化粧室でユニフォーム姿を鏡で見ながら
「ええと一にスマイル、二にスマイルか」
がっつポーズを取る亜理紗
亜理紗「私はやる、ようしがんばるぞ」
とほほを両手でたたく

■オーシャン航空客室部に向かって歩く
カメラ上から見下ろす
オレンジ・イエロー・レッド・スカイブルー・ブラウンなどに混じってアジア各国の民族衣装をモチーフにした制服を纏ったキャビンアテンダントたち
足を大きくして歩いて行く亜理紗
カメラ パン

■通路、柱に隠れている男
亜理紗知らずにとおり過ぎる
父「亜理紗」
亜理紗振り向いて、一瞬どきっ、身体を引く
亜理紗「お、お父さん」
父「立派だよ」
そういって、封筒のようなものを亜理紗の右手に握らせる。
亜理紗「お父さん、ありがとね」
亜理紗、微笑んで去ってゆく
亜理紗「よかった、お父さん、CA認めてくれて

■オーシャン航空客室部
ドアを開けて、中に入ると
秘書「高梨さん、さっきから部長がお呼びです」
亜理紗「わかったわ」

■部長席
部長の正面に亜理紗立っている。
亜理紗「部長、お呼びですか?、高梨ですが」
部長「おお、君が来るのを待ってたよ、高梨君、ご苦労さま、今回、うちの新しいニューヨークツアーの企画開発のために今日急遽ニューヨークまで飛んでもらうことにした。それでどうだろう伊東葉月、後藤いずみの新人にも経験してもらって」
亜理紗「はっ、あの新人ですか?」
部長「たしかにあの二人は、個性が強いとか、自己中心主義とか言われてるようだが、僕はあの二人育て方によっては立派なCAになると思うよ」
亜理紗「部長、ほらこの頃の子ってこうだから、こうしてねと言ってもわかってますとか、どうしてですか?とか結構こっちの方で後輩に気使うんですよ」
部長「二人とも研修は終わってるし、合格してるし、君なら大丈夫だし、鬼の亜理紗君なら大丈夫」
亜理紗「部長、鬼の亜理紗ってその言葉止めてください」
ちょっとふくれっ面した顔でぴょこんと部長にお辞儀する亜理紗

■カートを引いて小走りする亜理紗

■連絡表示板
各自がそれぞれ入れられているポストの中の書類を見ている
美香「おはようございます、高梨先輩」
亜理紗「あっ、おはよう」
美香「先輩は今日フライトですか」
亜理紗「946でニューヨーク、で、美香は」
美香「あっ、私ですか606便のシンガポールです。このところシンガポールばっかし」
亜理紗「あなたCA2年目でしょう。まずは仕事を覚えること」
美香「そ、そうですよね、ところで先輩」
亜理紗「なに」
美香「今度のフライトでいい方、ほら、先輩が以前いってらっしゃった初恋の方に出会えるといいですね」
亜理紗「まさか、それはね、針に糸を通すよりずっと難しいことよ」
亜理紗、腕時計見て
亜理紗「いけない、ブリーフィング遅れちゃう、じゃ頑張ってね美香さん」
美香「先輩こそ、グッドラック」

■ブリーフィングの行われる部屋

十二人のキャビンアテンダント仲間が待ち構えている。
亜理紗「遅れてどうもごめんなさい」
「おはようございます、高梨パーサー」
亜理紗「皆、体調大丈夫ね」
一同 「はい」
亜理紗「これから打ち合わせをします。自己紹介のあと、皆様各自の非常ドアーの場所、例えばL1というように受け持ちを確認してください。、サービスの内容、各クラス別の乗客数、そのほかキャビン関係で生ずる事柄などを行いましょう。本日は伊東葉月、後藤いずみさんの新人2名を加えて十二人のキャビンアテンダントで搭乗します。では、まず、私から、秋野さん、小西さんの順にお願いします」、
亜理紗「L1の高梨亜理紗と申します五十五期生です。どうぞよろしくお願いいたします」
絵里子「L2の秋野絵里子といいます。五十二期生です。どうぞよろしくお願いいたします。国際線搭乗経験は三年目です」
亜理紗「はい、次ぎの方」
優子「L3の小西優子で五十三期生で」
山下「L4の山下はるかと申します。五十期生で」
              
葉月「伊東葉月と申します。同じ四十七生で国際線勤務は二回目です。、よろしくお願いします」
いずみ「後藤いずみといいます。同じ四十七期生で国際線搭乗はこれで二回目です。どうかよろしくお願いします。ええと、私のキャラは、インスタントに短歌を作って・・」
亜理紗「せっかくですが、そのお話は先を急いでるのでいずれまた、では、次のかた」
(次ぎって言ったけど、私しかいないじゃないか。そそっかしいなあ。)
急にすまし顔を作り、
亜理紗「ええと、みなさま、各自の受け持ちの非常ドアの確認をしてください。本日ファースト、エコノミーともほぼ満席です。お客様が何を求めているか、注意を払ってクレームが出ないように気をつけてください。ニューアーク空港まで約十三時間、長時間のフライトですので休息取って疲れないようにしてまいりましょう」

亜理紗は皆の顔を眺めながらふと本多木綿子のことを考える

回顧
本多「高梨さん、12Cのお客様、まだコーヒー持ってきてくれないっていってたわ、あなた、どうして」
亜理紗「すみません、コーヒーもって行こうと思ってたら、急にお客様が吐き気がるというものですから」
本多「そういうとっさの出来事って誰でもあるわ」
本多「高梨さん、元気を出しなさい、どうしたの、私に話してごらんなさい」

■極東航空通路
本多「亜理紗、私、9月1日付で地上勤務になったの」
辞令
「極東航空本社、企画開発部課長を命ず」
亜理紗「本多チーフパーサー、おめでとうございます。けど、チーフが本社に行かれたら私は誰に相談したらいいかなあ」 
本多「しっかりしてよ、亜理紗、私の後任っていうか、立派なチーフパーサーよ。もう、あなたに教えることないし、これからも色々なれないこともあって戸惑うこともあるでしょうが、あなたなら大丈夫、頑張ってね」

■駐機場に向かう通路
カメラ6人の姿を前にして移動
亜理紗「二七九人プラスゼロかあ」
駐機場に続く長い通路を六人のキャビン・アテンダントたちと歩いた。歩きながら
亜理紗「もう十年目かあ」

■羽田国際空港国際線出発ゲート
アテンダント「お気をつけて行ってらっしゃいませ」
裕彦、パスポート、搭乗券を見せる。

■駐機場までの専用バスに乗り込むCAたち

■秋空に輝く駐機場のBOEING747
駐機場には機体にグリーンでFALをデザイン化したボーイング747が大きな巨体を横たえていて銀翼がきらきら陽の光りに輝いている。それを見上げるように
亜理紗「本多チーフ、ああ違った、本多課長、見ていてください、私は頑張ります」

■DC-8内
亜理紗「さあ、頑張っていこうよ」


平井機長、福島副操縦士、小林機関士のクルーが待っている室に入った。
機長「さあ、合同ブリーフィングを始めよう」
一同「はい、機長」
機長「ところでみな、非常の際の緊急脱出用の位置、覚えただろね」
一同「はい、平井機長」
機長「本機は羽田空港離陸後、茨城県鹿島沖から太平洋をハワイホノルル島に向けて高度15,000メートル以上の上空を偏西風、つまりジェット気流にしたがって運行します。ハワイホノルル空港で給油後ニューワーク空港までの飛行時間は約13時間を予定していますが、ジェット気流の状況で1時間ほど短縮されるかも知れません。気象条件も安定していて揺れ(タービュランス)もないと思われます」
亜理紗「機長、今日はお客様にあまり気を使わなくてもよさそうですね。気流も安定していることは何よりですね」
機長「でも、高梨パーサー、乗客には席を離れる以外はなるべく座席のシートベルトするように言ってくれないか」
亜理紗「平井機長、ご心配なく、それはCAの努めですから」
機長「何か、質問は、なければこれでやめにしよう」
一同「・・・・・・」
機長「じゃ、よろしくお願いします」



■打ち合わせするCAたち
亜理紗「では、私たちのサービスプランについて簡単に説明します。離陸後二時間で最初のお夕食ミールサービスを行います」

■メモを取るCAたち
亜理紗「本日のお客様は、ファースト五名、エコノミーが十二名、トータルで二百七十九名様の予定です。あわせてお客さまの入国書類の配布、食前酒とドリンクサービスの用意を行います」
一同「はい」
亜理紗「なお、本日は、ベジタリアン(菜食主義者)のお客様が五名ほど居られます。ベジタリアン食は、万一に備え七名様分用意してありますが、間違わぬように充分注意してください。このほか免税商品販売も行いますのでそちらのほうもよろしくお願いします」

■機内での確認事項打ち合わせ
亜理紗「機内の整備状況、サービス物品点検、飲み物とか、お食事の量の搭載、オーデオチェック、それにトイレの確認とか仕事、山ほどあるんで、このチェックリスト見てチェックしてちょうだい」
一同「はい、わかりました」
亜理紗「乗客搭乗まで少ししか時間がないの、協力してやりましょう。葉月さん、いずみさん、頑張ってねえ」。
二人「はい」

■室内
乗客の搭乗まで目前に控えていて十二人のキャビンアテンダント

トイレの水の流れ具合、客席のオーディオの確認、国内外の新聞の確認、テレビの状況、荷物収納棚一つ一つのチェックなどをこなさなければならず駆け巡って戦場のように混乱している。一方、ギャレーでも三食分の食材、食器、飲み物の量、免税商品の確認などを短時間で終えねばならず喧騒だった。
亜理紗「いつも戦場になるし」

亜理紗「お食事の数、ミート、フィッシュ、それぞれ、それと・・・・そうそうベジタリアン食も」
由香里「わかりました、ベジタリアン食3人だけど予備が5食ですね」

■ 機内
コールフォンの音、亜理紗壁の電話機を取る
亜理紗「はい、パーサーの亜理紗ですが」
機長 「コントロールタワーセンターから離陸の許可が出た、乗客へ・・・」
亜理紗「かしこまりました、平井機長」
亜理紗は時計を見つめながらハンドマイクを手のして
亜理紗「乗客搭乗五分前です」

■搭乗口に立ち搭乗客を迎えるCA
亜理紗「ウエルカム・トゥー・ボーデイング」、
由香里「ご搭乗ありがとうございます」
優子「いらっしゃいませ」
亜理紗「こんにちは、ようこそ」、

■客席に立っていたいずみ
いずみ「お客様、お席がお分かりになりませんか」
七十歳過ぎ、白髪の婦人は小さなボストンバッグを手に重そう。
いずみ「20のCのお座席はこちらです」
婦人「ご親切にありがとうございました」

■室内
カメラパン
婦人が持っていたボストンバッグを収納棚に上げた。乗客が搭乗し終わると七人のキャビンアテンダントで機内をめまぐるしく廻り、仕事をこなす


■救命胴着を身につけて非常の際の脱出方法を説明
亜理紗は時計を見ると出発十五分前を指していた。マイクを取りアナウンスをはじめる
亜理紗「皆様こんばんは、本日はオーシャン航空・946便にご搭乗くださいましてありがとうございます。当機はニューアーク空港まで参ります。飛行時間は約13時間を予定しております。まもなく離陸いたします。お座席のシートベルトを今一度ご確認くださいませ」

亜理紗「ウエルカム・ボーディング・トゥー・オーシャンエアーライン946フライト・・・・・・・・」
座席のシートベルトの確認をアテンダントたちがお客様の席を見回りながら確認している。
香里「シートベルトのご着用をお願いいたします」
亜理紗「ジス・フライト・テイクオフ・フュー・メネッツ・メイク・アビリーフ・ファッスン・トー・ユアー・シートベルト・サンキュー」

■コックピット機長、副操縦士が最終点検を行い離陸準備を始める
 羽田航空管制塔とファーイーストエアーラインの航空機の間で交信
機長「こちらはオーシャン航空946便ニューアーク行きです。ジス・イズ・ファーイースト・エアー946、クリア・トウー・スタート・・・」
副操縦士復唱、
機長「ビフォーアー・スタート・チェックリスト」
副操縦士「復唱します、エンジンスタート」
機長「エンジンスタート3」
機長「エンジンスタート4」
機長「ナンバー4スタート、フルパワー」

■滑走路
カメラ、ズームイン

■離陸光景

■室内
亜理紗「おしぼりサービスだわ」
六人のCAエプロンをつけ始める

                           (続く)

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脚本・シナリオ | コメント:1 | トラックバック:0 |

創作テレビドラマシナリオ「新浦島竜太郎物語」

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この物語は、おとぎ話の現代版である。浦島竜太郎は、沼津の羽衣海岸の漁師である。竜太郎たちは、漁船を操って沖合いへと出かけ、定置網で魚を獲るのであったが、最近は海洋汚染とか不漁が続き、竜太郎も困惑していた。組合でも対応策を考えたが対応策は見出せなかった。
そんなある日、子供たちが海岸に打ち上げられた数匹の海亀が子供たちによって虐待されているのを竜太郎が動物を虐待してはいけないと子供たちを諭して海亀を逃がしてやった。
その夜、竜太郎のポケットのケータイが鳴り、男の声で「この間、亀を助けたお礼があり、あなたにお会いしたいので海岸に来てほしい。」ということだった。

竜太郎は狐につままれた面持ちで約束の海岸に出かけたが
すでに夜中を過ぎていた。、その時きれいな衣装をまとった女性が一人いた。
彼女は、亀を助けた御礼と、自分は海の魚たちの管理と保護を行っている国家であるが、是非海の魚類保護と水質の汚染破壊防止に協力したいということであった。

竜太郎は怪訝に思ったものの、話の本質は筋が通っていて、竜太郎も近年海洋汚染によって魚が獲れないこともあり、この問題を解決したいと思っていたので相手の要求に応えることとした。。
女性は小箱を取り出して、「決して危険なことはありません、これから私たちの国にお連れするまでのことは秘密で誰にも話さないでほしい」と言って小箱を開けた。
箱の中から白い煙が立ち上ると、竜太郎は煙を吸ったとたん、意識がボウッとなった。

どれくらい時間が経ったのだろうか、「お目覚めですか。もう大丈夫です。」と頭上から声がした。竜太郎があたりを見るとそれは潜水艦の中だった。
「どうして私はここへ。」と聞いたが、傍に居た乗組員は、「思い出すことはできないでしょう、あなたをわが海底の国にお連れするためにはやむを得ないことです。どうぞご了承ください]
ということだった。

私たちの自慢の原子力潜水艇をお見せしましょうと女性の乗組員が竜太郎を案内してくれたが、想像を絶するものだった。
それは、映画館、スポーツ施設、医療センター、インターネットカフェから美容院・総合クリニック、シアター、大食堂、キッズルーム、小型SCと何一つ不自由しない地上での施設がそろっていたのだった。
こうして数時間後、海底に立派な建物があって竜太郎は、海岸で亀を助けたお礼ということでもてなしを受けるのだった。
海底の国だけに魚料理一色であった。

しばらくおもてなしを受けたあと、年配の紳士が現れて、私たちは海底にある国で、魚だけしか食べない民族です。
私たちにとって魚資源の枯渇は生死にかかる大きな問題です。陸に住んでいる地球民族が私たちの存在を知ったら戦争をしに来るでしょう。それで誰にも知られたくないのです。
あなた方は近年地球環境汚染で特にあなた方も魚が不漁で困って居られるようですな。

海洋汚染と言っても一朝一夕に解決される問題ではありません。
竜太郎と年配の紳士は海洋汚染について真剣に話し合い、お互いのためにも認識を新たにし、竜太郎たちは海への不法投棄を防止、監視パトロールを行うこと、組合を通じて海洋汚染の啓蒙活動を行うこととか、船舶の海上での不法投棄をしないことで海洋汚染を防止し、アトランティス国を守ることなどを話し合った。
そのあと、海洋牧場、食料生産工場、医薬施設などを見学、
地球上の技術よりさらに高度なアトランティス国の水準の高さに驚いた。

7日後、竜太郎はなつかしい故郷に帰った。
竜太郎が去るとき、不思議な小箱のようなものをプレゼントされたが魚群探査機で、コンピューターと連動して船舶に載せることにより、どの海域に魚がどれほどいるか測定できる機械だった。
不漁に泣いていた竜太郎たちはこの魔法のような正確な探知機で魚を追跡、探査機に示された数量の魚を獲ることができて喜び合うのだった。
めでたし、めでたし。、

新浦島太郎物語

■沖合い漁船

沖合いの定置網を見に行く一艘の漁船(遠景、次第にズームアップ)

龍太郎「今日こそは定置網にいわしが掛かっているだろうよ」
義男 「ならいいが」
太一 「昔はこないことあらへんかったが」
康夫 「魚が獲れんからって、俺ら漁師が魚屋でいわし買ってたら、話にならん」(笑)
 
■三笠海岸

子供たちが4~5人集まって、台風で打ち上げられた数匹の海亀を囲んで棒を持って、亀をたたいたりしていじめている。

そこへ漁師、浦島竜太郎が通りかかる..
子供の顔を見ながら

龍太郎「これこれ、亀をいじめるのを止めなさい」
子供A「(不審そうに)おじさん誰?」
龍太郎「浦島竜太郎だが、とにかく罪もない動物をいじめるのだけは止めなさい」

子供、びっくろした顔で立っている竜太郎を見上げながら

子供B「(驚いた顔で)おじさんてっ、あっ、知ってる、あの浦島太郎の孫?」
龍太郎「まさか、あれはおとぎ話だ」
子供C「でも名前とか似ているし」
龍太郎「まあ、とにかく亀を棒でたたいたり、いけないことだよ。昨日台風もあって死にそうじゃないか」
子供D「たしかに、おじさんの言うとおり、逃がしてやろうかねえ、皆」
一同 「そうだ、おじさんの言うとおりかわいそうだよ」
そういいながら子供たち亀を持って、浦島竜太郎とともに

龍太郎「じゃ、皆で海に帰してやろう」
子供A「もう二度と捕まってはいけないよ。さようなら」

子供三人、せーのと合図をして
子供全員「ごめんね、いじめて」

龍太郎「皆いいことをしたね」
龍太郎、ポケットからお金を出して
竜太郎「皆でノートでも買いなさい」
浦島竜太郎、皆に手を振りながら立ち去って行く。

月光、満月の夜
■龍太郎のマンション(一人住まい)

コンビにで買った弁当を食べて時々お茶を飲んでいる。
机で一生懸命何か書いている。
昨日の不漁対策のための対策を書き上げて

龍太郎「さあ、寝るか」
その時、ポケットのケータイの着信音

龍太郎「はい、浦島ですが、どちらさま」
女性の声「浦島竜太郎さまですね。この間は海亀を助けていただいてありがとうございました」
龍太郎「はあっ。?」
女性の声「実は、あなたは大切な海亀を助けてくれたので、?」
龍太郎「それで、何でしょうか」
女性の声「あなたにお礼したいのです。それに助けを借りたいこともあるし」
龍太郎「わかった。で場所は」
女性の声「三笠海岸の三本松の木の下で」

■タイトル 新浦島竜太郎物語
      出演者・・・・・

■深夜の三本松 木の下(波の打ち寄せる音)

月の輝く三本松の木の下で行ったり来たりして

龍太郎「何だ、誰もいないじゃないか、するとあのケータイは」
そういいながら時計見て

龍太郎「もう1時かよ、いたずらかあ」
その時後ろから光を感じるが次第に周りは黄色く輝く。

任えの女性「浦島竜太郎さまでいらっしゃいますね?」
浦島竜太郎「は、はいそうですが」
仕えの女性「あなたは、私たちが大切にしている海亀と子亀を助けてくださってありがとうございました」
龍太郎「いえいえ、可哀想で見てたら」
仕えの女性「あなたさまは心のやさしい方です。それで私たちはお礼をしたいと、それと私たちは今深刻なある問題を抱えています。それであなたとご相談したいことがあります。是非協力していただきたいと」

竜太郎、驚いた表情で、ちょっと首をかしげて

龍太郎「えっ、で相談とは」
仕えの女性「あなたも漁師で困って居られると思います。それでお互い困っていれば」
龍太郎「わかった、それでどこで?。いったいあなたは?」
仕えの女性「私たちは海底に済むもので」
海底と聞いて竜太郎、驚き目を丸くして
龍太郎「ま、まさか竜宮城っていうんでは」
仕えの女性「いえいえ海底でも、おとぎ話と違います」
龍太郎「わかった、話を聞こう」
仕えの女性「それでは、これからあなたを私たちの国にお連れします、で」
龍太郎「で?」
仕えの女性「あなたをお連れするには、このことは絶対秘密です。あなたの記憶を一時的になくします」

と言って女性が袋から箱を取り出す。中から黒い箱が出てくる

龍太郎「まさか煙とか出ておとぎ話の・・・・・・まだお爺さんには」
困った表情を

仕えの女性「いえいえ、そんなものでは」
龍太郎「そんなものって」
仕えの女性「私たちはあなた方のように嘘つきません」
龍太郎「それを信じよう、でもその箱は玉手箱みたいな」
仕えの女性「じゃないんですよ」
龍太郎「・・・・・」
仕えの女性「あなたを私たちの国にお連れするには。やむを得ないんです」
龍太郎「わかったよ」

女性が近づいて箱を開ける。中から煙が出て
次第に拡がって行く、あくびをしていた龍太郎は眠くなったくる。

仕えの女性「ごめんなさい、1時間くらい寝ていただきます」
龍太郎「やっぱりだまされた、俺はなんて馬鹿だ、これはら、拉致された・・・・・・・」
次第に声がゆっくりと小声で
と言いながら龍太郎、倒れて寝てしまう。

海底、そこをブルーの大きな潜水艦のような物体
■原子力潜水艇の中

1時間後
寝ていた龍太郎、館内のベッドで目を覚ます

龍太郎「ここはどこ」(あたりをきょろきょろ見回すように)
女性覗き込むように、

3201「おめざめですか?、ご気分は?」
龍太郎「あ、あなたはだれですか?」
3201「ご心配なく、あなたを私たちの国にこれからお連れするだけです」
龍太郎「名前は?」
3201「私たちは皆統一番号で呼ばれています3201です、おいやでしたら花子でも、裕子でもどうぞ」
龍太郎「驚いた、なあ・・・、けど、ここに来るまでの道とかがわからないが。3201さん?」
3201「それは、・・・それは困るんです」
龍太郎「なぜ?3201さん、何か変だなあ、よしこれからは花子って呼ぶことにするよ」
3201「陸に住んでいる方に知られては困るんです」
龍太郎「ええと、花子さん、なぜ記憶がないのか」
3201「私たちにとっては、魚は重要な食料で、陸に住んでおられる人たちが、私たちの国を知ったら、きっと武力を使っても攻めてくると思います」
龍太郎「たしかに」
3201「ここにお連れする際に煙で眠らせてしまったことはおわびします」
龍太郎「わかったからいいよ」
3201「それでは、海底の国に着くまで、この潜水艇の中を見てください。よろしければ私がご案内します」
龍太郎「何か見たくないような、でもやっぱり見てみたいような気もするよ。花子さん」
3201「私が艇内をご案内します」

3201からいわれてベッドから起き上がる。

女性3201(花子)がさきに立って竜太郎が後に続く
歩きながら、

龍太郎「でもずいぶん大きいなあ」
3201「ここには何でもあるんですよ」
竜太郎 「これって原子力潜水艦?」
3201「私たちは潜水艇と言ってます。潜水艦だと兵器持っていますが、私たち軍隊ありません」
竜太郎 「それにしてもめちゃくちゃ船内が大きいなあ」

■翌日 竜太郎の漁業組合

理事長、不安な顔をしながら腕を組んでいる

組合理事長「ところで海野竜太郎がまだ姿を現さないが、だれか知らないか」
仲間A「あいつのことだからきっと寝てるに違いない」
仲間Bケータイ取り出し電話、発信音だけ鳴り続く
「あっ竜太郎いません」

■潜水艇の中

3201「わたしたちのこの潜水艇には、映画館、スポーツ施設、医療センターから、美容院、大食堂、小型SCと何一つ不自由しない施設がそろっています」
艇内の諸施設を3201(花子)と見る。

龍太郎「いや、ただ驚くばかりです」

■医療センター前

3201「ここは医療センターです。小手術室も完備してます。まさかの急病にも対処できます」
龍太郎「いや、驚きました。われわれの国の潜水艦では、頭もつかえるくらいの狭さですよ」
3201「私たちは、魚を主食としてる海底国家なので、海底牧場とか飼育センターとか、また海底資源管理のためにも長期間航行できる潜水艇が必要なんです」
龍太郎「よくわかります。そんな海を保護するためのあなた方に、地球の国の人たちは何と無神経でしょう」
3201「この医療センターでは、海の魚類たちを細かく分析して医薬品とか医療材料とか食品、燃料などを開発使用してます。私たちは無公害の例えば海老、蟹の甲羅から取れるキチン質を人工皮膚に、やけどした場合とかに使います」
龍太郎「それって聞いたことがあります、えびとか、かにの甲羅からとれるキチン膜が人口皮膚の役割をすることを」

■映画館の前

3201「ここは映画館です」
龍太郎「さっきから驚きの連続です。」
3201「さっきもお話したとおり、潜水艇は長期間航行しますので、乗組員を癒すこういう施設がどうしても必要なんです。そうしないと精神衛生的にも」

■スポーツ施設の前

3201「ここは、乗組員たちが運動不足にならないよう、体を動かし健康維持のための施設なんです」
しかし野球とかサッカーはできませんが」
龍太郎「いや、私も遠洋漁業でマグロとか採りに行く時、遠洋漁業船に乗りますが甲板でせいぜい体操するくらいです」

■スポーツ施設の中

3201「この広さではスカッシュ、体操、卓球くらいに限られますが」
龍太郎「いいえ、それでも」
船内の狭い階段を上る二人

■リラックス・ルーム
室内を歩きながら竜太郎驚いている。

3201「ここは、リラックスルームです」
龍太郎「これって何ですか?」
3201「乗組員たちが、交代でTV見たりテレビゲームとか将棋、麻雀、チェス、囲碁とか楽しんだりくつろいだりします」
龍太郎、部屋の一角でテレビゲームやってる人に気がついて、
龍太郎「ああ、これスーパーマリオの冒険、人気あるんですよ」
3201「陸の皆さんがおやりになるテレビゲームは揃っています」
龍太郎「あれ、懐かしいNHKとかテレビやってる」
3201「あなた方の世界各国のTVと私たちの国のTV放送見れます」
龍太郎「海底で、しかもNHKを見るなんて、いや驚いたなあ」
3201「海底には情報、通信とかの大きなケーブルが走っています。インターネットで私たちもすべての情報知ることができます」
龍太郎「インターネットはわたしたちも使っていますが、アトランティス海底国のこと、さっぱりわかりません」
3201「それは、あなた方の国は、インターネットを悪用しているからです。ネットを利用してマガイ物の商品販売、出会い系ネットで犯罪犯したり、正直言ってあなた方、陸の方、あなたは違いますが、信用できません」
3201「あなたは、私たちが大切にしている海亀を助けてくださいました
陸の国では、今動物虐待とか、年とった人とか、立場の弱い人とか、いじめたり殺害しています。私たちは動物を助ける人って心のやさしい人と思っています」
龍太郎「そのとおり・・・・あれっ、今一番左のテレビで魚と会話する放送してますが」
3201「魚たちのコミニュケーションを大切にしてるんです。何しろ、海底の国ですから、魚たちの会話はいちばん大切なものです」
3201「陸のあなた方は、数え切れないほど、いろいろな動物がいるのに」
龍太郎「私たちは、犬にしぐさを教えて、はい、お手と言うと手を私たちの手に置いたり、鳥のオウムが人間の言葉をちょっと真似るので、お利口さんとか言って喜んでいるくらいです」

3201に龍太郎、いろいろ案内される。

■ティ―ルーム

3201「お疲れでしょう。ティ―ルームでゆっくり休みましょう」
龍太郎「う~ん、これはおいしいデザートだ」
3201「皆、これらのデザートは魚類、海草類で作られています。」
3201「これはコーヒーゼリーです」
竜太郎 「知ってます。私たちも海の天草からとって寒天という材料にしてそれを使います」

■原子力潜水艇内

アナウンス「アテンション・プリーズ、スーン・ウィル・ビー、アプローチ ザ・アトランティス・アイランド・・・・・・・・」

■アトランティス国
潜水艇トンネルを通り、通過後トンネルのドアが閉まる、海水の流入を防ぐ、コンクリートトンネルで
やがて前方に灯りが輝いている。


潜水艇のハッチが起きて外へ
3201「さあ、ここが私たちのアトランティス海底国です。どうぞ。ご案内します」
5034「ようこそ、私たちのアトランティス国へ」
7093「どうか浦島さま、ごゆっくりお楽しみください」

■頭上のモノレール

竜太郎 「あっ、上をモノレールが」
5034「あれに乗っていきましょう」

■モノレールの中

竜太郎 「われわれの世界と同じだ、タクシーもあるし」
5034「我々の世界では、水素を燃料にしています」
竜太郎 「何か夢を見ている見たいな」

モノレール駅「海底アクアリウム」
竜太郎「海のそこの水族館か」
5034「ここで降りましょう、沢山の魚たちがいます」
竜太郎 「ここは」
3201「まあ、降りてみてください」

■踊る魚の劇場(巨大水槽)

3201「踊る魚の劇場です」
竜太郎 「花子さん、やっぱり、竜宮城で鯛やひらめの舞い踊りか、それに乙姫様が来るのですね」
3201「いいえ、違います」
竜太郎 「えっ。違う?」
5034「あれは、浦島太郎のおとぎ話で」
竜太郎 「じゃ、なにが」
3201「まあ、楽しみにしていてください」
竜太郎 「・・・・・・・・」
6754「大きなガラス窓でしょう」
龍太郎「江ノ島の水族館も大きいが、ここはすごい」

6754「アピアピ。ポプパレ・プピパ」
龍太郎 「えっ、今のは、アピアピとか」
3201「これは魚たちと話すための言葉なんです」
龍太郎 「わっすごいっ、ものすごいひらめの大群が」
6754「アピアピは魚語でひらめという言葉です」
3201「ひらめさん、こちらに集まって」って言う言葉なんです」
龍太郎 「そんな言葉が」
6754「アプアプはいわし、プラプラはマグロ、ペナペナは鯛という具合で」
龍太郎 「そいつは面白い、私は漁師なので、じゃ秋刀魚さん、私のところに集まってっていうのは」
6754「秋刀魚はポレポレなので、ポレポレ パロパ・
     ポプバレ・プピパ」
龍太郎 「もし、魚と自由に話すことができたらと思っていましたが・・・・・・・・うーんん素晴らしい」

7611「見ていてください、このひらめたちが」
6754「音楽スタート」

天井からさわやかなBGMが
3611「このBGMは魚たちが聞こえる周波数にあわせています」
竜太郎「はっ、そんなことが」
7611「アピアピ・ペロペロ・ポパピポ・パパポ」
龍太郎 「ひらめが音楽に合わせて踊っている、すごいっ
6754「これは美しき青きドナウですが、音楽に合わせて踊っているでしょう」
龍太郎 「こんな素晴らしい魚の踊りみたことない」
龍太郎「烏賊がこんなに立ち踊りするとは」
7611「今にすごいことが起きます」
龍太郎 「あっ、すごいっ、いかが墨を」
6754「まあ、見ていてください、今に」
龍太郎 「墨が、えっウエルカム・トウー・リュウタロウ」
6754「すごいでしょう」
龍太郎 「驚きの連続でもう、」

■レストラン

9231「さあ、遠慮なく召しあがってください。陸の方のように肉はここにありませんが」
龍太郎 「これはハンバーグでおいしい」
8017「鮭で作ってあります」
龍太郎 「するとこのカツは?」
9231「秋刀魚、鯵、で」
龍太郎 「おすしはねたがあたらしいし、大きいし」
8017「どうです、気に入っていただけました」
龍太郎 「こんなおいしいお料理ははじめてです」
9231「野菜はありませんが、野菜代わりに海藻とか昆布とか」
9231「どうです、お食事お気に召したでしょうか?」
龍太郎「ええ、何もかも、それにしても魚たちの踊りはたいしたものでした」
8017「それはよかったです」
龍太郎「あなたは、とてもお美しい乙姫様のようだ」
8017「乙姫様って、あたしもそのええと竜宮城の話知っています」
龍太郎「乙姫様ですか、あなたは?」
8017「いいえ、姫は姫でもミスアトランティスで一年間ここへ来られたかたをおもてなしする役です」
3201「そろそろ、あなたにお会いしたいって言う方が来られます。海洋汚染について話をしたいと言っておられます」

■三笠警察署

理事長、組員3人走って三笠警察署の入り口から中へ

婦人警察官がいる。
組合理事長「あのう、た、大変です」
婦人警察官「なにが大変ですか」
理事長「私の組合員の海野竜太郎が行方不明で?」

警察官「えっ、いつからですか」
仲間A「3日前からです。夜中にどうも出ていったらしいんです」
警察官「今、調書を取りますから」
組合理事長「もしかして浜辺で例の・・・拉致されたんじゃないでしょうね?」
警察官「まあ、落ち着いてください、海上パトロールも最近やってますから、不審な船が来ればわかります」

警察官「誰か不審な人とか船とかみなかったか早速捜査します」

■会議室

3201「竜太郎さま、このお部屋でお待ちください、直にあなたにお礼を申し上げたいと私たちの代表が参りますので」
竜太郎 「わかりました」

3201「竜太郎さま、参りました」
代表  「浦島竜太郎さまとはあなたですか?」
竜太郎 「はい、私でございますが」
代表  「この間は浜辺で弱っているウミガメたちを子供のいじめから助けて海に放っていただいて本当にありがとうございました」
竜太郎 「いいえ、お礼を云われるには及びません、当然のことをしただけです」
代表  「どうでしたか?私たちのお礼のおもてなしは?お気に入っていただけましたでしょうか」
竜太郎 「ええ、大変な歓迎とおいしい食事までいただいて」
代表  「あなたに気に入っていただいてそれはよかったです」
竜太郎 「ごちそうもおいしかったですけどこの海の中の海底のアトランティス国
の科学技術は私たち陸にいる技術よりはるかに進んでいて驚きました」
代表  「でも私たちインターネットで陸の国の人たちの生活見ていますがうらやましいですよ」
竜太郎 「たしかに、ITとかの技術は進んで居ますが、まだ動物たちとの会話など出来ないんですよ」
代表 「ところで今日、あなたにご相談したいことがあって」
竜太郎「はっつ私に・・・相談ですか」
代表 「ええ、是非」
竜太郎「けど、私あなたのような偉い方とは、私は・・・・」
代表 「・・・・・・」
竜太郎「私は、私は陸でただの漁師で・・・えらくありません」
代表 「それだからいいのです、あなたは普通の方で、そして海の生き物を大切にされて海がめの命を救ってくれた、私たちにとっては大切な方なのです」


      (未完、資料海洋汚染など分析中です)









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創作仮想テレビドラマ「ホテルの恋人たち」

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東京の台場に新しく出現する巨大ホテルに採用された研修生たちが、ホテルの発展とともに成長していきながら、ホテルの中で繰り広げられる喜びと悲しみの華やかな三組の恋人の「ホテルの恋人たち」の物語です。
ホテル研修の初日、道路で奈央子が落としたケータイを洋一郎、拾って彼女を見るとなんと高校時代の初恋の人。
研修の昼休み、何気なく話した重信と麻美、二人の性格がまるっきり正反対のところが意気投合。
韓国人キム・ヨンイルはソウルで恋人だったリュ・イジンが突然行方不明、東京で一家が居ることがわかり、とうとう彼女と喜びの対面。、
また、ホテルで働く人たちとホテル利用客との心温まる交流も物語として登場します。
純粋で愛のある物語をどうぞお楽しみください
このドラマを書くにあたって

このドラマを書こうと思ったきっかけは過去ホテルの経験と仕事を参考にホテルで働く恋人たちを生き生きと描きたいと思ったにほかならない。
コンサルタントとしてのホテルの仕事と若干のホテル経験、実務経験に加えてさらに調査して書いたものであるが、あくまでも仮想「ホテル」ということでこの物語はホテル及びストーリーに登場する諸施設は実在しないことを最初にお断りしておきたい。

このドラマに登場する主な人物のプロフィール
深川 洋一郎(30)
一度は一流商社に入社したもの、人材バンクを通じて東京台場セントラルホテルの幹部研修生として転職。
研修当日、時間に遅れて途中、道路の前を走っていた女性がケータイを落としてケータイを拾ってあげた。
その女性とは、洋一郎が片時も忘れられなかった高校時代の初恋の人と運命的な出会いをすることになる。

中野 奈央子(29)
女子大を卒業後、ニューヨークの大学に2年間留学したので、アメリカに多くの友達を持っている。
研修当日、時間に遅れてホテル研修会場に向かう途中、ケータイを落とし、洋一郎がケータイを拾い出会う。
奈央子には、アメリカ時代のマイケルという恋人がいるが、洋一郎を次第に愛するうちに二人の恋人というジレンマに陥り、次第に罪の意識のジレンマに立たされる。

長瀬 徹(45)
東京セントラルホテル台場の総支配人
温厚で誠実であるが、ホテルはお客様に満足して頂くためのあらゆるサービスと安全を心がけ支配人自身が火災などの危機に立ち向かう。

長谷川 重信(25) 
スポーツが好きで、明徳大学ではサッカー部に籍を置き、全日本大学サッカー試合で優勝したこともある。
二人の姉妹の言うことをよく聞くので、二人からよく甘味喫茶など女性しか行かない店に連れて行かれる。
おしるこやあんみつ、和菓子を食べると、二人の姉妹から、重ちゃん、かわいいなどとよく言われる。。
性格は何事も楽観的に考えていて、恋人麻美とはいつもやりあっている。
 
井上 麻美(23)
独立心旺盛で関西の女子短大卒業後、単身アメリカ、カリフォルニアのあるホテル経営学校に2年間留学。
麻美の父は、地元旅館組合理事長を兼任しているため、顔が広く早く、地方の有名な観光地の温泉旅館の一人娘。父がこの旅館を早く引き継いでほしいと願っているが、麻美はホテル経営に興味を抱きアメリカ、ロスアンゼルスの大学ホテル経営学科に入学、性格は勝気、負けず嫌いな反面、人をすぐ好きになる。

キム・オルソ(26)
韓国、ソウル出身、ホテル研修生で外国人採用の一人。 
日本に興味を示しているが、とても礼儀正しく、目上の人をものすごく尊敬している。高校時代の恋人、リュ・イジンが突然行方
不明になってあるとき在日朝鮮人の親戚にいることが分かり、日本興味があることもありホテル研修生となる。
ホテルの仕事に精進する一方、恋人リュ・イジンの行くえを調べている。
ある日、リュ・イジンがこのホテルのレストランで働いていることを知り15年ぶりに感激の再会を果たした。

リュ・イジン(27) 
キム・ヨンイルとはソウルの大学付属高校生と一緒でキム・ヨンイルは彼女をとても愛している。
事情があって誘拐されそうになるが一家は在日韓国人の親戚を頼って日本で一家は生活することになる。
彼女はキム・ヨンイルに会いたいと思ったが、思いがけず彼と再会することになる。


岡田 麻里亜(28)
深川洋一郎の姪、神戸に住んでいるが、国際航空に入社、パーサーとなるが、語学能力を買われて、ロンドン支店に勤務となる。
久しぶりに一週間だけ日本に帰ってきて洋一郎と会うことになるが、ある日洋一郎が麻里亜と会っているのを菜穂子が目撃してこれが誤解となる。
後に誤解が解けて、洋一郎、奈央子、麻美とともに楽しい時を過ごすことになる。

朝比奈 梨花(36)
客室支配人として、研修生の教育訓練を担当する。
高校卒業後、国際的な名門ホテルに就職、実力派。
セントラルホテル発足に伴いスカウトされた。
フロント接客、顧客対応について、研修生を厳しく訓練するところからいつしか鬼の梨花支配人と呼ばれるが、本当は暖かい人情を持っている。

片倉 優子(38)
メインテナンスマネージャーとしてホテルの高校卒業後、メインテナンス会社、ホテルの経験を経てセントラルホテルにスカウトされる。


ドラマシナリオ 「ホテルの恋人たち」全13話
ドラマシナリオのあらすじ

第一話■恋人たちの出会い

東京・台場新シティホテルの新入社員研修に向かう途中、研修生の上野奈央子は電車でうたた寝をして遅刻、同じころ洋一郎も遅刻、奈央子が落としたケータイを拾い女性が後ろを振り向いた瞬間、女性(奈央子)の顔は、洋一郎が片時も忘れられない高校時代の初恋の人であった。
昼休み、二人は、自己紹介、ホテル入社の動機や希望などいろいろうちとけて話すのだった。
一方、32階展望台スカイラウンジでは、隣で眺めていた研修生の麻美(井上麻美)に重信(長谷川重信)は声を掛けるのだった。
麻美は、関西の観光地の父は温泉旅館を経営していたが、旅館の衰退とともに近代的なホテルに改装したいと考えていた。
両親を説得、単身アメリカののホテル経営学校に留学、ホテルでの実際の勉強を兼ねてホテル研修生として就職したのだった。
一方、重信はスポーツマンで二人の姉妹の感化を受けいつしか酒もほとんど飲めないようになっていた。どこか頼りないがとても純粋で正直な重信のおおらかさに麻美は惹かれるものを感じたのだった。
午後はホテルの各部門の見学をした。地下2階のセキュリティー・センターから始まって調理・厨房・
宴会会議場・フロント・ビジネス・センターなど、を見学してあらためてホテルでの利用者を快適に過ごしてもらうための目に見えない努力を感じるのだった。

一日の研修を終えた夕方、奈央子は洋一郎にケータイを拾ってくれた貸しを返したいと話をし、奈央子と洋一郎は食べ、飲み、そしてピアノ演奏の曲でダンスを楽しむのだった。
同じ夕方、麻美は重信を新宿の炉辺焼きの店に誘ったものの開放感から少し飲みすぎて重信は麻美の居る兄の家までタクシーで送ることになった。
翌日、昨日、お互いがプレゼントしたものを、沙耶香は黄色いスカーフを、洋一郎は黄色いネクタイを結んで二人は逢ってにっこりと微笑むのだった。
一方、麻美は翌朝、昨日重信に迷惑掛けてタクシーで送ってもらったこと、初対面なのに酔った姿を見せたことに罪悪感を感じ、重信に逢ってもうつむいたままでバッグから出した雑誌で顔を半分隠し重信にもう二度とお酒も飲み過ぎないしもう迷惑も掛けないと必死に謝った。
                               (第一話)

第一話 恋人たちの出会い

■ 東京ベイを飛ぶ一機のヘリコプター

ヘリコプターの陰が地上に小さくできてそれが上空から見ると道路、建物と影が移動して行く。

ヘリコプターの窓を通じた景色
春霞がたなびいていて富士山は見えない。新宿を中心に渋谷、右が池袋のグレーの超高層ビルの塊、手前に六本木、霞ヶ関、後楽園スタジアム、そして手前が品川・芝浦・汐留・銀座と要所要所にビルがつくしのように伸びている。

■ヘリコプター機内

荒木機長「OK,これから下降します」
操縦かんを倒す。

■ヘリコプター下降、

台場を走る東京湾岸道路・マンションホテル。SC群の建物がはっきりと見えて、ゆりかもめモノレールは台場を曲がりくねってその先が蛇のようにくねくねと伸びている。
東京シティコアホテル全景、中央にセントラルホテル、隣接してSC ELINA、スポーツクラブなどの複数の建物が見える。祝東京台場に本格的シティーホテル誕生、21世紀にふさわしい複合ホテルのアドバルーン。

■機内東洋新聞記者

記者「よおし、この辺で一枚」
5~6枚の写真を立て続けに撮る。
 。
■モノレールの中、

朝9時、春霞のたなびく春の朝、中野奈央子はブルーコート、首にはピンクのバラ模様のきれいなスカーフ。奈央子は時々左の隣に座っている濃紺の縦じまスーツを着ている中年の男性に体が傾きそうになる。
はっと目がさめて急いで自分の姿勢を直し、

奈央子「どうもすいません」
乗客「いいえ」

体が傾きそうになる。

奈央子「どうもすいません」
乗客 「あっ。いいえ」


奈央子 「ママに買ってもらった赤いバッグ、怒られちゃう」

■街路樹の道路

国際センター駅に戻り、沙耶香ダッシュ、エスカレーターを降り、ホテルへ通じるプラタナスの街路樹の道路を走っていく。電話が鳴る。

■ケータイを掛けてる、ユッコから

ユッコ「もしもし、奈央子、あのさ、今日暇だったらデパート行かない?。春のドレスが30%引きですって」

■街路樹の道路

全力疾走しながら 

奈央子「それってあとの話にして、今あたし、ごめんね、ユッコ」

■国際センター地下駅構内

電車が着く、ドアが開くと同時に
遅れて東京臨海線国際センター前で降りた一人の男、猛烈な勢いで駆け上がる。

洋一郎「いけねえ、遅刻しそう、いつも人生大切なときに遅れたりして」

■街路樹の道路

時計見ながら全力で駆ける洋一郎の姿、横からカメラ流し撮り
奈央子のケータイが再び鳴る。電源を切るが
あわててケータイを右手から落としてしまう

奈央子 「ああケータイ落として、あせるなあ」

ケータイが道路に落ちている、洋一郎止まるが、はあはあいって

洋一郎 「もしもしお嬢さんケータイ落ちていますよ」
洋一郎急いであとを付けケータイを拾う。

奈央子 「ああ、すいません。ケータイ落とすなんて」

奈央子、洋一郎の方を振り返る。、洋一郎じっと見つめる。
その時、忘れられない高校時代の初恋の人との再会に驚く

■洋一郎・奈央子の再会

洋一郎 「ど・・・どこまでいらっしゃるのですか?」
奈央子 「実はあたし、この先の」
洋一郎 「僕も実は、そうなんですか」
奈央子 「急いでいるのでごめんなさい、ケータイのお礼したいのでここが電話です、すいません」

といって名詞を渡し、駆けて行く

洋一郎 「そんなあたりまえのことを」

頭を下げて奈央子、走っていく。

■東京台場セントラルホテル

ホテルの中にいる奈央子(後ろ姿)

一階ロビー、天井から下へ1階はギリシャ彫刻の柱、ステンドグラスに陽が映える、らせん階段
壁面に噴水、シースルー・エレベーター
奈央子、じっと眺める

奈央子「すご~い」

洋一郎、横の道を曲がり急ぎ足で歩きながらセントラルホテルの方へ去って行く。

■ホテル内

東京台場セントラルホテルを眺めている洋一郎
建物眺めながらロビーに
中のロビーに天井を眺めている奈央子
洋一郎、気がついて

洋一郎 「おや、さっきあなたとお会いしましたね」
奈央子「そうなの、今日はこのホテルの」
洋一郎「ああ、よかった、あなたと二人なら、実は僕も同じホテルで」
奈央子「私も、今朝寝坊して遅刻して一人ならどうしようかと思って」
洋一郎「研修会場この8階ですね。エレベーターで行きましょう」
二人、立ち上がって

■エレベーターホールで奈央子、洋一郎

■エレベーターの中

奈央子「さきほどはご親切に、中野奈央子です」
洋一郎「深川 洋一郎です」

■8階 研修会場
  
エレベーター8階降りると研修会場に着く。
洋一郎、奈央子少しうつむいて受付係りの方へ行く。

総務受付「お名前は?」
洋一郎 「深川洋一郎です」
奈央子 「中野奈央子と申します」

総務受付「左側ドアよりお入りください。ホテルは24時間営業でお客様のサービスに当たりますので今日のところはよいですが、明日から遅刻されないようにしてください。」

担当者、研修マニュアルとネームプレートを二人に渡す。
二人とも気まずそうにドアを開けて中へ入る。その瞬間、皆の冷たい視線を浴びる。

■研修センター内 社長挨拶

二人とも後部座席着席、

社長「~でありますから、今日ここに15人の優秀な当ホテルの未来を担当の方々をお迎えすることは私共ホテルの大きな喜びとするところです。
まさに21世紀のホテルにふさわしく国際化時代の幕開けでもあります。
日本のホテル業界として外国の方にも門戸解放をいたしましてアメリカ2名、イギリス1名、ロシア1名、マレーシア1名、韓国1名、計5名の新進気鋭の国際人をお迎えし、当ホテルが広く国際的にも飛躍発展したいと考えております」

建設計画の説明、スライド

■研修センター・コンサルタント説明

コンサルタント「これから新しくオープンする東京台場セントラルホテルは・・・・・・・・」

建設会社企画コンサルタントの説明、スライドパネルでポイント説明でわかりやすい
パネルNO1.から次々に画面変わる 
東京都中央区台場1丁目、再開発用地
基本コンセプト
泊まる、安らぐ・・・・・・・・東京セントラルホテル
鍛える、見る・・・・・・・・・併設スポーツクラブ
選ぶ、楽しむ・・・・・・・・・SC SERIENA

パネルNO2
特色ある施設、360度シネスクリーン ワンダフルとうきょう
       東京、横浜周辺の迫力ある光景(日本ではじめて)
       常設館
パネルNO3
階層構成
32F展望ラウンジ
31F客室
   客室
   客室
   客室
8F 客室
7F 大・中宴会場、
6F 結婚式場、フォト・スタジオ、フラワー・ショップ キッズルーム
   貸衣装、理容室、美容室
5F 中・小宴会場・兼会議室、
4Fレストラン、コーヒー・ショップ、ミーティング・ルーム、クリニック
3Fショップ部門、
2F ショップ部門 
1F吹き抜けロビー、フロント、ガイドセンター、銀行、郵便局 ビジネス・
  センター、
B1駐車場
B2駐車場、 機械室、 カラオケ、地下BAR
ホテル部門  総室数 800室
ロイヤル・スイートルーム、スイート・ルーム、ツインルーム、シングル・ルーム。
各室、インターネット、液晶多目的TV、冷蔵庫、BGM、
FM装置、空調装置、電話、バス、洗面所、
大宴会場 800人収容、小宴会場、会議室、控え室
結婚式場、フォートスタジオ、美容室、理容室
郵便局、両替交換所、コンビニ店、案内所、フラワーショップ、バー、レストラン。
ショッピングアーケード。
パネルNO4
付属施設   SC SERIENA 120店入店
       食品、ドラッグ・ストアー、婦人・紳士雑貨、ファッション、インナー、日用雑貨、書店、電気器具、寝具、写真、眼鏡、レコードDVD、フラワーショップ、時計・宝飾、スポーツ
洋品、etc.
併設スポーツクラブ、ジム、プール、エアロビックス・スタディオ、サウナ、
テニスコート、ゴルフ練習場、室内スカッシュetc
パネルNO5  開発による相乗効果
台場周辺の住宅開発による定住人口の確保
住民の利便性の増大
ホテル利用者、定住者の健康促進
辺ホテルとの協力、国内、海外宿泊客需要に対応
ベイエリア全体の経済効果      
わかりやすいパネル説明に研修生たち、静かに聴きいっている。

■ホテル32階ラウンジ 春霞、東京湾、船舶が見える。

重信「あなたも同じ研修生つてわけ」
直美、重信から話しかけられ、重信の方を向く

直美「えっそうよ、ところであなたは」
重信「あっ俺、なんとなく」
麻美「ずいぶん心細い話。この大きなホテルに目的もなく入って」
重信「昔からすごい楽天的何とかなると。君は」
麻美「あら、もう12時半過ぎたよ。じゃ簡単にいうね」
重信「うん」

麻美「家は関西、うちは旅館なの」
重信「何、関西?」
麻美「温泉がどんどん少なくなってホテルに変わっているの。だから、将来ホテルにしようと思って」
重信 「そうなんだ」
重信「君はそれで家出したんだ?」
麻美「家出ってちょっと。父にあたしホテルを勉強してホテルに入って、将来経営者になればホテルだって旅館だって宿泊業には変わりないでしょう?。・・・って言ってやったの」
麻美「お前は話の筋が通っているんだからとも」
重信「それで?」
麻美「地元の大学出たあと、アメリカのホテルの経営学を専攻、留学したの」
重信「そうか、ずいぶん努力家なんだなあ」
麻美「そうよ、何でも努力しないと幸せは勝ち取れない、これが私の考えなの」
重信「俺はサッカーの選手やってた。学校で。二人のanegoがいて姉二人にデパートとか、喫茶店につき合わされたりして」
といいながら両手でボウルを持つような振りする。

麻美「あなた、外見て男っぽくサッカー選手なんて格好いいけどさ、今話聞いているとそれじゃ二人のお姉さんに玩具にされてんじゃないの」
重信「そうなんだ、」

麻美、重信の話を聞いて思わず吹き出し

麻美「それじゃ、あなたちょっと気の毒みたい」
重信「そうなんだ、だんだんお酒が飲めなくなってきて、困るんだな、チームの皆と飲むときに」
麻美「あたしんちはぜんぜん逆よ、・・・・」
    父がお酒が好きで影響受けちゃったの」

麻美・重信ベンチに腰掛けて向き合う

■ラウンジのベンチ

二人でラウンジのベンチに休んでいる。
  
重信「君んちとぼくんちはまるっきり正反対なんだ」
麻美「あなたんちとあたしんちを足して2で割るといいかもね」
重信「・・・・・・。」
麻美「ところで重信さんはホテルでなにをやりたいの」
重信「俺、俺はフロントでも料飲部門でも、営業でも身体を動かしてい仕事につきたいと思うよ。一日机に座って仕事をする、総務とか経理はごめんだ。数字がまるきり弱くて」
麻美「あたしは料飲レストランでもいいわ。何しろお給料いただいて日本、東洋。西洋料理まで覚えられたらいいよ。でも企画とか経理とかの事務でもいいわ」
麻美「なんだかあたしとあなたと仲のよいお友達になれそうね。まるっきり正反対なのがいいのかも」
重信「そうだな、友達として付き合おうよ」
麻美「あらためてっと、あたし井上麻美よろしくね」
重信「僕は、長谷川重信っていうんだ、よろしく」

二人とも立ち上がって、長谷川重信、手を麻美に差し伸べる。麻美、微笑して手を差し伸べ握手する。

重信「ちょっと待って、この手をそのままでええと」

手のひらにサインして
重信「サインしたからこれを持っていよう。」
 と言って、重信手を滑らせて

重信「じいってコピー」
重信「コピーしたからもう大丈夫だ」
麻美「なるほど、コピーね、あなたって面白い人なのね」

BGM「始まり」(冬のソナタ)韓国KBS放送
     
■8階研修会場

会社支給のお弁当を食べ終わり     
     
奈央子「よかったら32階の喫茶室でお茶しません?」
洋一郎「うーん、そうしようか」

二人立ち上がりエレベーターで32階へ

32階 レストラン

奈央子「洋一郎さーん、窓際に座ろうよ、船の見えるところがいいわ」
二人、窓際に座る
奈央子「・・・・・」
洋一郎「・・・・・」
奈央子「洋一郎さん、あなたは何でこのホテルを?」
洋一郎「僕は一流商社辞めてこのホテルに入ったんだ」
奈央子「そこを辞めるなんてもったいない」
洋一郎「誰もそういうね。」
奈央子「そうなの、それで?。」
洋一郎「ところが配属されたのは国内石油部で、まあ部長と中近東に二回出張したりしてよかったんだけど」
奈央子「部長さんと中近東2回もいけるなんて、もったいない」
洋一郎「それ以来、毎朝国内石油の需給調査でコンピューターで会議のための日報、月間統計表づくりなんだ」
奈央子「ずいぶん地味な仕事なのね。」洋一郎、そのときを回想するように沙耶香に話す。

回想

■統括部長席

部長の脇のソファで向かい合っている。

部長「実は、今年わが社は創立120周年を迎えるんだけど、それを永遠に残そうということで社史を出そうということになって社長室所属で社史編纂室を設けることになったんだ」
洋一郎「そうですか?」
部長 「それで室長として適任者を探していたんだが、君に白羽の矢が立って」
洋一郎「この僕がですか?」
部長 「まあ、この際会社全体の仕事を知るのには絶好の機会だし」
洋一郎「部長、お言葉ですが、僕はまだ会社に入って間もないですし、その僕が先輩を差し置いて室長になることは無理です
それに海外に出かけて現地で折衝し 日本に石油を輸入、安定供給を図るこの仕事をやりたいと入社しました」
部長「君の熱意もわかるけど、君の今後のことは充分考えるし、決して悪いようにしないからここは呑んでくれないか」 

部長席から自分の室に帰る途中

麻子「お気の毒ね、社史編纂室なんて」
紀子「彼、部長にでも何でもはっきり言いすぎるし」
竜彦「あいつ空気よめねえし、俺は部長に」
小声で部長がいないのをいいことに冷ややかな空気が流れる。
       
洋一郎、われに帰り
洋一郎「ごめん、中野さん」

奈央子「商社って難しいのね、華やかな感じだけど」
洋一郎「それでもっと人と人とのつながりを求めてホテルに転職したわけ」                                                                       
奈央子、右腕の時計を眺めて

奈央子「あら、もう時間、ところであたしのケータイ拾ってくれた大切な人にお礼しなくちゃ、それにあたしの話も夜聞いてね」
洋一郎「お礼なんていいよ、ほかの人でも拾ってあげたよ」
奈央子、洋一郎の冷たい反応に
奈央子「ああ、そうそりゃそうだけど、あたし想い出のケータイ拾ってくれた人っていってるのに」   
洋一郎「ごめん、怒らしたかな」

奈央子、少し機嫌が悪くなるが、思い直して、
奈央子「いいわ、許したげる」
洋一郎「・・・・・・・・。」
奈央子「あなたからの借りはきちんと返さないと気がすまない性分ないの」
洋一郎「借りはいつでもいいよ、そんなに気を遣わないように」
奈央子「そうそうあたしの知っているところでお食事して、ケーキ食べて、ピアノ演奏聴きながら楽しむたりしたところあるの」
洋一郎「君がそんなに言うなら借りを返してもらおうか」
奈央子「あなたが、私が落としたケータイ拾って呉れなければ・・・
改めてお礼いうわ。あのケータイ、私にとっては想い出の・・・」

と言葉が詰まる
そういって奈央子の顔を見る。心の中で高校時代の初恋の人に似ている。

洋一郎「一年たったある日、石油統括部の部長に呼ばれて行ったら、洋一郎「おことばですがるけど、社長室からたってのことだと選考された 」
奈央子「はっ、商社で」
                                                  
■展望台

再び展望台で

奈美「ねえ、ここで記念の写真撮らない」
太一「おーいっ、写真撮るぞ」
さびしそうにしている韓国のキム・ヨンイルに
奈美「キムさんもいっしょに撮りましょうよ、」

と声を掛ける

絵里奈「いっしょに撮りましょうよ」
といってキムの手を引いて彼も仲間に入る
いわれて彼も加わり、6人になる。

富士夫、「じゃいい、はいチーズも古いし、1+1はにっつこれも
古いし、キムさん、韓国ではこういうときに何てうぃうんだ。」   
キムヨンイル「韓国じゃ1・2・3のこと、ハナ・トウ・セッツていうんだ」
皆 「OK,それできまり、国際親善で。」
富士夫「ハナ・トウー・セッ」

皆いい笑顔でパチリ、午後再び研修第一日終了

写真を撮り終えるとキム・ヨンイルまたさびしそうな顔に戻る。
傍の絵理奈心配そうに彼に尋ねる。

絵理奈「ねえ、聞いてもいい?あなた一人でさびそうだけど何か心配事でもあるの」
キム「絵理奈さん、僕のことを気遣ってくださってありがとうカムサハムニダ。実はソウルの高校時代の初恋の人がいなくなって、その後日本に来てることがわかったんです」
絵理奈「ああ、そうなの?。ここは日本だからきっとその人に会えるよ、元気だしなさい」
キム 「どうもありがとうございます。」

■午後の研修室
総務部長

「午後の講習を明日に回して、これから皆様をこのホテルの各部門に案内してホテルの機能と働きを実感していただきます。では地下2階 保守管理センター、厨房・料理部門・フロント部門・ハウスメンテナンス部門付帯施設部門を見て回ります」

■地下に通じる階段

30人の研修生たち
地下を降りてセキュリテイーセンターに通じる薄暗い通路を歩く。

■セキュリテー・センター

係員、忙しそうにホテル各階、拠点に設置している監視カメラの映像をチェック
、電気・水・ガスなど示されている回線、など動力源の数値を見ている、
各室の冷暖房状況のチェックなど、

それを真剣に見ている研修生30人

■案内役の総務部長
「ホテルの場合、収益は電気・ガス・水等の資源の管理によって大いに影響を受ける業種だけにECO管理にまたお客様の目に触れない部分は電気を節減しています。さらに最近犯罪・事件の多発があり、お客様の安全に最も力を入れていて火災事故の際の緊急措置、防火扉、非常の際の脱出、2001年のテロ事行為件以来迅速に対処できるシステムが出来ています」

「最近は、皆様の安全といのちを守るための対策を・・・・・」

総務部長「ええ、ここでは、ボイラー管理者・エレベーター保守点検・電気工事資格者などが活躍する部門で皆さんもこのような資格を取って置かれることをお勧めします」

研修生の中から
羽田 「石川、お前、ボイラー1級管理の資格持ってるから早速どうだ」
石川 「こんなところでお前言うなよ、俺の秘密を、これじゃわかってしまうじゃないか」

皆笑う。和やかな雰囲気

奈央子 「私たち、華やかなフロントとか宴会・会議室、結婚式・披露宴を見てホテルは華やかと思ってたけど」
洋一郎 「そう、一日中地下で人の目にも触れず、ここで働く人は作業服で時には油にまみれている、生命・安全のために24時間頑張っていることを覚えておかないとね」

■研修生 菅原
研修生の菅原が涙をためている。
奈央子は「あの、菅原さん、あなた、何で、泣いてるの」
菅原 「僕、実は親父があるホテルの保安員なんです、父はホテルに勤めていてホテルというものはお客様の心を掴むものだ、しっかり頑張れと励まされました」
奈央子 「ああ、そう」

菅原 「お父さんなんて保安員だろう、恥ずかしくて、お父さんはもっとレストランとかフロントになりたくなかったのといったんです」
■家で言い争う父と息子(対面)

父「お前は」
菅原「なに、お父さん」
父「お前はなにもわかっとらん、お父さんの言ってることが」

菅原 「何もホテルのことわからなくて、ごめん」

総務部長 「次はホテル後方の調理・厨房部門を見てまいります」

暗い通路の左
■調理室

「大淵調理長おじゃまします」
「今日は、ああ、研修生の・・・ご苦労さん、説明したいとこだけど大きな宴会と結婚式披露宴が入っていて」
「かまわずにやってください」
「おおい、302号室の宴会の鯛は」
「100人分確保できたのですが10人が」
「わかった、10人分確保しろ、大至急だ、まだ二時間ある」

調理場のなべからときどき真っ赤な火が高く立ち上る
「中華、焦がすなよ」
「ステーキ焼けたか、40人分」
「遅いぞ、もっと早くしろよ」

総務部長 「ここでは、お客様の予約を受けた料理を和・中華・
西洋・東洋といっても最近はエスニックな韓国・台湾・タイ・はてはベトナム料理と多様化するお客様のニーズに合わせて時間までに迅速に調理する技術が求められています」

側のトレー・カート

大石「うまそうだなあ、ああ、腹減った」
大きな丸ごと鯉の中華揚げ煮
皆、大石を見ている。
大石、頭を右手で掻きながら
大石 「皆さん、どうもすいません」
頭を下げた

総務部長 「調理・厨房部門では料理だけではありません、食品管理面で冷凍技術・材料仕入れ管理・衛生管理などがホテルにとって何よりもは大切なもので食品一つ一つの原価管理、一円が何よりも大切です」
研修生「なるほどね」
総務部長「さらに、食品の中毒事件です、いったんホテルでそんなこと起こしたらホテルの信用は失墜します」

研修生、石田 「総務部長、そのためには仕入れ業者の交渉も大切ですね」
総務部長 「その通りです、仕入れ業者は数社を選定して業者間による競争入札をすることが大切です。業者を固定してそことばかり付き合うとリベートとか、よく新聞で話題になりますが」


総務部長 「では、皆様憧れのフロント部門です」
総務部長は大きな貨物用エレベーターで皆を誘導し1階のロビーに向かう

時計2時半
■ 一階 フロント

ひっきりなしに電話が掛かる。
5人のフロント担当員は両手に電話を持って片方はあごで抑えてお客の応対をしている担当者

■フロント内部

フロントテーブルの下にはコンピューターが設置されている

■フロント予約状況コンピューター

予約状況を見てはすばやくキータッチで情報を入力している。

■電話で話している担当者

フロントF 「伺っております、石井さまでいらっしゃいますね、5時にご到着お待ちしています」
フロントD「はい、シングルルーム二部屋ですね、はい、おとりしておきます」
フロントB「お客様502号室のお客様はただいまお出かけです。ご用件お伺いしておきましょう」
フロントC 「ディズニーランド直行バスは・・・・・・」など


■フロント正面

フロント主任 「主任の堀 博です。ここでの業務を簡単に説明いたしましょう」
主任 「ここでは、お客様の予約・当日客、個人・団体客の受付、館内の案内、客室への宿泊客の取次ぎ、料金清算などがあって迅速な時には非常時など急病人の発生、救急車の連絡、さらに浴室、水漏れ、空調設備の不調など、とにかくあらゆるクレーム発生の応対など
機敏さと寛容さが要求されます」

■研修生背中、後ろ
主任「また当ホテルは外国人利用客も多いので英語のほかにほかに一カ国後ぐらい話せるようにして置いてください」
研修生 重信「外国語ねえ、もっと英語やっておけばなあ」

絵里子 「キムさん、韓国語が役に立つわね」
一通り説明が終える。

■フロント正面

洋一郎「あの、フロントをやっていて一番苦労することってなんですか」

主任 「なんといっても客室管理業務ですね。ホテルはお客様が到着する6時ごろには満室近くなっているように心がけています。そのためにVIP・常連客・固定客・フリー一元客何人ぐらいかあらかじめ予測していつも利用いただく常連客はあらかじめお部屋を取ってフリーの方は端の部屋から埋めてゆきます」

洋一郎 「フロンとってかっこいい服来て一番目立ってあこがれていたのに本当は大変な仕事だ」と洋
奈央子「そうだよね、大変だよね」
皆は大きくうなづいている。


主任 「またお客様の中には性格が違いすぎて口論に発展する方もおられますので別の階のお部屋をお取りするとかして、とにかく表通りから見た客室全部が部屋割りの上手下手によって大きく影響しますね。まあ外から見てあのホテルはいつも繁盛しているなあと思っていただくことが大切です」
「そうですか、こんな細かいとこまで」

■ らせん階段

ゆっくり上がりながら登っていく
テナントのあるコーナーを見るそれから

■エスカレーター

■ 4階の結婚式、宴会場

■ 400人収容の大宴会場

総務部長 「今晩はこの円形テーブルがお客様でいっぱいになります」
研修生田中「ここが」

宴会担当水野係長「水野です、宴会・会議。披露宴で大切なことはそれぞれのお客様のご予算と開催時間に合わせてお料理をお出しすることです。バランスを取ってちょうど終了前に最後のデザートをとか結構気を使います」
「なるほどね」

「後ろでそっと見守りながら、時々お客様のもとに近づいて「お料理の味いかがですか」とか「ワインいかがですか」とかそれとなくおもてなしすることも大切です」

「セットの際のテーブルは食器、フォーク、スプーンなどの種類とかワインの種類を暗記できるまでに覚えることが必要です」

■ビジネスセンター

コンピューター
操作する女性

そのほか、「ホテルの中枢機能であるビジネスセンターでは、巨大コンピューターが稼動していて経営意思決定を行う予算管理・各部門業績管理・予約管理・部品管理・原価管理・販売管理などがいつでも把握でき、さらにお客様のメール。コピーを受け付けたり、場合によっては伝言を取り次いだりしています」

■8階研修会場

やや疲れた表情で8階会議室に帰ってきて各自椅子に座る。

麻美を突っついて、重信、小声で
重信 「ほら、未来のホテルの経営者になるんだろう、たりして」
麻美 「あたしって昼からずっと見学してていて、もし寝たら明日あなたのノート見せてもらうかも」

■麻美・重信の席

麻美は何とかして目を覚まそうとしている、
肘を突いたままいつの間にかこくりこくりと居眠りをする。
重信 「俺って女の子にやさしい人なんだなあ」
麻美 「えーとノート書かなくちゃいけないわ」
麻美時々はっと気がついて講義をノートに記す
手からペンを落として居眠りをしていた。

重信、麻美を突っついて小声で
重信「ほら、未来のホテルの経営者になるんだろう、眠ったりして」
麻実「あたしって昼から授業眠たくなっちゃうの。もし寝たら明日あなたのノート見せてもらうかも」

■新宿駅西口

仕事を終えて、自宅へ急ぐ人の波、遊びに行く人の波交差

BGM「愛と青春の旅立ち」

奈央子「この先の角の超高層ビルの45階があたしたちのいくところなの。」

■新宿超高層ビル45階スカイタワー

場面、夜、新宿タワービル45階最上階。
室内も高級感があるクリスタルルーム
BGMは、中央から聞こえてくるピアノ「白い恋人たち」で室のムードがいやおうなしに高まる。

係員「いらっしゃいませ、何名さまで・・・・」
奈央子ハンドバックからカードを取り出している。会員カードを差し出している。
係員 「お席にご案内いたします。2名さまですね」
奈央子「えっそうよ」
洋一郎「へえっ、すげえところだな」
係員 「いちばん眺めのいいところにご案内します」
 
■スカイラウンジ内

天井は星空、下は黒いじゅうたん、間接照明で大きな窓から新宿の夜景が一望できる。中央にピアノがあって白いフォーマルドレスを着た女性がピアノを弾いている。

奈央子「一寸いいでしょう。だからここで借りを返すといったの」
奈央子「それに妙に酔っ払った男の人もいないでしょう。女の子同伴でないとここには入れないのよ。」
洋一郎「君が借りを返すと言ったところは、ここか、君と今後付き合っていくのは重荷だよ」
奈央子「ねえここいいでしょう。女性専用の会員クラブになっているから」
洋一郎「こんなところで借りを返されたら、僕身が持たないよ。ここはよく来るの」
奈央子「とんでもない、滅多に来ないわよ、でもあたしにとって大切だと思う方だけとここに来るよ」
洋一郎(思わず) 「えっ、僕ってそんなに大切な人?」と聞く
奈央子「そう、あたしにとっては想いでのケータイ拾って呉れたんだから」
洋一郎「えっ、君の想い出というのが気になるの」
奈央子「それは秘密、その内わかるかもよ」

洋一郎、それ以上聞けず。

奈央子「ここは大学時代の親しい友達と来ることあるわ、夜景見てあっきれいとかいってるわ。あと」
洋一郎「あとって」
奈央子「父を連れてきたの」
洋一郎「お父さんと?。」
奈央子「そうしたら、父は俺は江戸っ子だってんだ。お前は俺がやっているお金をこんなところで使っているのかと怒られたわ。」
洋一郎「江戸っ子って何やっているの?」
奈央子「下町で団扇とか扇子作っているの」
洋一郎「そうなんだ」
奈央子「第一、ピアノでなんか西洋の音楽やったりして、やはり俺には演歌かなんかとかこんなとこで言うもんだから、あたし恥ずかしくて」

当時を思い出すかのように、奈央子一寸肩をすぼめて、恥ずかしいようなそぶりを示す

洋一郎「扇子職人ではね」
奈央子「ちょっとあなた失礼ね」(一瞬むっとするが抑える)
奈央子「あたし、もう少し父が、センスがよければいいと思うのだけど」
洋一郎「扇子にセンスね、すごい。」
奈央子「何よ、あなた何いっているのからかわないで、偶然なっただけよ」
(ポイと横をふりむく)

洋一郎「君は何ていうか才能があるっていうか」
奈央子「変なところで感心しないでよ」
奈央子「お食事しましょうっていってもここは軽い食事で、ピザ、カレー、スパゲッティ、ピラフ位なの?」
奈央子「あたし、ピザにするけど、あなた好きなもの、何でも」
洋一郎「奈央子さんの選んだものをいただくよ」

洋一郎、奈央子とピザ、野菜サラダを食べながら
奈央子「ねええ、ワインかカクテル飲みましょうよ。わたしはマンハッタン・・・・・・・・・、あなたは」
洋一郎「僕、そうだなあじゃ、シンガポールリスニング」
奈央子「あなた、カクテル通なのね」
洋一郎「いや、シンガポール行った時飲んで」
奈央子「恋人と行ったの、いいなあ」
洋一郎「まさか、部長のお伴」
奈央子「お食事終わったらデザートたべましょう」
洋一郎「そんなものあるの?」
奈央子「洋菓子のバイキングがあって何でも食べ放題なの」
洋一郎「さすが女性殿堂なんだあ」

そう言って

バイキング、見るとあらゆるケーキ、ゼリー、飲み物まで種類が豊富
洋一郎「ふうっつ、すげえ、驚いたな」
奈央子「ねえ、すごいでしょう?、お菓子店顔まけでしょう」
洋一郎「だから女性は太るんだ」

奈央子、洋一郎

■奈央子・洋一郎の席

奈央子、洋一郎好みのデザートを盛ってテーブルにもどる
洋一郎「沙耶香さんはさすがだなあ、」

イチゴタルト、メロンケーキ、それにシュークリーム、フルーツポンチ、を見て驚く洋一郎

奈央子「あなたは?。」

「ワインケーキ、バームクーヘン、タルトを見て、あっさりしたもの

奈央子「あっさりしたものばかりね。」    
洋一郎「あれを見ただけで。」
奈央子「あれを見ただけでって?。」
洋一郎「君がせっかく誘ってくれたのにごめんよ。」
奈央子「さあ食べましょう、あたしケーキは別腹なの。」
洋一郎「じゃ、僕も頂かせてもらいます。」
奈央子「どうぞ。」
洋一郎「本当だ、このクリームの上品な甘さ、一寸ワインぽい味染み出てチョコレートと溶け合ってエレガントで引き付けられる。」

洋一郎、一口食べるたびに菓子の味を話すので、
奈央子思わず笑い出す。

洋一郎「あなたって面白い、急に料理評論家になったりして。」
奈央子「あたし、ホテルの仕事昔から憧れていたの、きれいなところでフロントとかかっこいい制服着てお客様の応対するのっていいなあといつも考えていたの。」
奈央子「それでいろいろ調べて2年間、経営学を学びたいと思いニューヨークの大学に留学したの。」
洋一郎「2年もアメリカに単身行くなんてすごい。」
奈央子「あなたはホテルの何を希望してるの?」
洋一郎「僕もホテルといっても、料飲関係、客室関係、渉外関係いろいろあるのでひととおり経験したいよ。でもやっぱりフロントかな。語学も役に立つしね。」
奈央子「意欲的なのね。」
洋一郎「案外、君と一緒でフロント配属されそうな気がする」
奈央子「そのときはよろしくね。」
洋一郎「ところで君はどっかで見たような気がするんだけど。あの?」
奈央子「あのって何なの、言ってごらんなさい。早く、早く」
洋一郎「君だって、大切にしているケータイの秘密教えて」
奈央子「それは、・・・・・そのうちわかる日が来ると思うわ」
洋一郎「じゃ、僕だって秘密にしておこう」

二人、顔を見せてにっこり笑う
夜も更けて中央のピアノ曲、「イエスタデイ・ワンス・モア」、バラード曲に変わる。
ロマンチックムードに奈央子

奈央子「ねえ、洋一郎さん、あたしと踊らない?」
洋一郎「えっ僕、それが情けないことに君と違って」
奈央子 「いいのよあたしに付いて来てくだされば」

■ダンスを踊る奈央子・洋一郎

見ると、3組のカップルが踊っている。二人しばし、奈央子、洋一郎踊る
天井のスポット、踊っている3組のカップルを照らす。
奈央子「あなたお上手ね、踊れないと言ってたのに。」
洋一郎「何か、僕今夜すごい幸せ。」

■新宿地下街

新宿地下街、家路を急ぐ二人、ふとある洋品雑貨コーナーに沙耶香、目を留めて

奈央子「洋一郎さんにあそこの黄色いネクタイ買ってあげる。」
洋一郎「奈央子さんの元カレはネクタイ、何色が」
奈央子「はっ」
洋一郎「なんとなく聞きたくて」
奈央子「まだ、今日逢って、そんな仲じゃないし」
洋一郎「だよね、また怒らせて、ダメだな僕は」
奈央子「私が黄色が好きだから、大事なケータイ拾ってくれたし、やっぱり恩人だし」

洋一郎「じゃ、僕はあそこの店の黄色いスカーフ、今日二回も怒らせて」
奈央子「これ高いんでしょう?」
洋一郎「頼む、黙って受け取って。」
奈央子「ありがとう、ありがたくいただくわ。そうそう明日二人でこれをして来ること、いいわね。?。」

二人、手を振って分かれようとするが、
洋一郎「あっ、そうそう君のメールアドレス教えてよ。」
奈央子「いいでしょう、あなたストーカーじゃなさそうだし」
洋一郎「えっ、僕が、奈央子さんだって平気でいうね」
奈央子「ごめん、怒らせて」

場面、再びホテルのロビー、重信を待つ麻美、時計見ながら
麻美「彼、まだかしら、約束の6時半過ぎたのに。」
重信「何分待った?遅れて悪かった。」
見ると麻美、ピンクのスーツ、その上にレースのカーディガン、一段ときれいな装い
重信「すごい変身で驚いたよ」

■夜の新宿駅西口

新宿駅西口駅へと向かう人、仕事が終わり家路に急ぐ人が交錯して

重信「君の家、どこなの?。」
麻美「家?、家は新宿の山の手よ。割と近いところよ。」
重信「良い所に住んで居るんだね。」

重信に直美、関心を示し、いい友達になろうと言ったことを理由に

麻美「ね、私たちお昼いい友達になろうねと言ったじない。少し
だけ寄り道して行かない?」
重信「寄り道って」
麻美「私、おいしい炉辺焼きの店知っているの。魚もおいしいし
ビールも少しだけ。どう?」
重信「えっビールって言ったよね。君ってお酒は呑めるの」
麻美 「少しくらいはね。さっき話したでしょう?」
重信、自分の育った環境とまったく違うと驚いて
重信「さっき話したようにだめなんだ俺」
麻美 「一寸、聞いていい?」
重信 「何?。」
麻美 「あなたって、恋人いるの?」
重信「僕サッカーで何度も優勝に導いているんだけど、体育会なんて男の城なんだよね。女性と会う機会がないんだよ」
麻美「そう、それじゃ仮にあたしがあなたの恋人としてあなたと一緒にお姉さまにあったらどうかしら、驚くかしら」
重信「そういう手もあるなあ、君に無理言って、一日恋人になってもらおうかな」
麻美「・・・・・・・・・」
麻美、笑いながらそっとうなずく

■ビルの地下1階「炉辺焼酒場」

とあるビルの地下1階、炉辺焼きのある店に入る重信と直美
カジュアルっぽいろばた焼きの店、魚を焼く音とにおいがあたりを充満している。一杯の店内

店員「ええー、らっしゃい、何名さま」
麻美「二人」
店員「お二人さん。こちらへどうぞ」

(フランスの田舎の民族衣装を着た女性の店員が案内する。)

中央カウンターに座る重信と麻美、会社帰りのビジネスマン、若いカップルでにぎわっている。
いろりばた焼きなのに洋風の内装が落ち着いている。
いか、ほっけ、いわし、さば、いわし、海老、ホタテなどの海産物が並べられていて見るからに食欲をそそる。

重信「女の子に誘われて来るなんて、はじめてだ」
重信「この店、雰囲気いいでしょう?。炉辺焼きなんだけどここは洋風でカジュアルっぽいから女の子も入りやすいの。
それに魚介類も新鮮で地中海風とかフランス風とかにアレンジするの」
従業員がやってきて中央カウンターの近くの席に案内する。

■炉辺焼酒場中央カウンター

いさき、あじ、さば、いわし、かれー、ほっけ、帆立、えびなど、新鮮な魚貝類がある。
内装は落ち着いた茶色で魚をかたどったステンドグラスがきれいでどこか従来の男性路線と大きく異なり、さらに音楽もヨーロッパ音楽を奏でていてソフトムードである・
重信「焼酎、地酒、にごり酒、酎ハイ、ビール、ウイスキー、わあたくさんあるなあ。見ただけで・・・・・・・。」
麻美「本当にだめそうな顔してるみたいな」
重信「・・・・・・・。」
麻美「なら、酎ハイはどう?。メロン、いちご、オレンジ、りんご、いろいろあるわ。ビールもあるし、少しくらいどう?」
重信「ビールは、日本製のほかに、ハイネケン、バドワイザー、それにタイガー、ほかにも」

麻美「あたしは、ビール小ジョッキ、ビールはハイネケン、そのあとはメロンの酎ハイ、」
重信「じゃ、僕は小ビール、バドワイザーでいいよ」
麻美「あとは、なにか食べないと、和洋取り混ぜいろいろあるわ、ええと

焼き鳥、肉豆腐、肉じゃが、ウインナー、マリネ、魚は地中海風ソテイあたりでどう」

重信「いいね、いいね」

注文の品が運ばれてきて、麻美、重信楽しそう

麻美「あたしたちって本当に最初から出会いがあった見たい」
重信「あなたの家と俺の家が変わっているし」
麻美「でも正反対って、案外うまく行くんですって」
重信「ところでアメリカのホテル学校役にたったの?」
麻美「う~ん、日本とアメリカの風土、習慣の相違なのかなあ、日本の方がきめの細かいサービスやってるみたいな」 
重信「そうなんだ」
麻美「っていうか、アメリカ人て国がめっちゃ大きいからあたし的には大雑把に見えるし」
重信「そういう君が午後の授業に居眠りしてた」
麻美「たしかに、あそこんとこで何かアメリカで聞いた感じだったよ」
重信「道理でさっき居眠りしてたんだ」
麻美「変なことに感心しないで?」
重信「そうだ、君のニックネーム、居眠り姫ってつけちゃおうかな」
麻美「何なの、ああむかつく」
重信「でも君のために全部ノートとレコーダーに記録しておいた」
と言ってポケットから重信HDDレコーダーを取り出す。実
音を再生して麻美に聞かせる。講師の声と共にスースーという音
麻美「何なの、このスースー言う音は?」
重信「これこそわが愛する居眠り姫さまの可愛いいびきさ。」
麻美、それを聞いて少し不機嫌に、

麻美「あっそう、あなたもう、いい加減にして、いやだこんな証拠物件残して。たたくわよ」
重信「・・・・・・・・・」
重信「でも、あなたってずいぶん容易周到ね、内容録音してくれたので許してあげる」
重信「でも麻美さんは、すでにカリフォルニア学校出ているし、だから当分居眠り姫さまでいいよ。なに俺は君のために全部ノート、録音しておいてあげるし」
麻美「いやな性格、人をからかうって、でもさっき言ったとおり日本と外国のホテルサービスが違うの」
麻美「・・・だから、私も居眠り姫ばかりではね」

麻美、小ビールを飲み終わり、従業員を呼んでメロン酎ハイを頼む
麻美「あなたは何するの?」
重信「あっつ俺コーラでいいよ」
麻美「本当に飲めないんだ」
麻美「あなたって骨太でがっちりして、頼もしい存在にみえるけど、
   スポーツのOB会とか、コンパとかそういう時どうするの?」
重信「そのときは、一寸付き合って、あとはジュースで雰囲気もりあげるとか」

麻美、酎はいを重ねているうちに酔っ払ってきて
話がスローモーになって行く。
麻美「変な~人ね、あ、あなたに~話すけど、ね聞いて、あたしねえカリフォルニアのホテルの~~ホテルの経営学部に居て~~、あなたよりもっと素敵な男の子が居てえ、・・・・・すきだったんだけど振られちゃうのよね。麻美、アイ・ラブ・ユーとか言ってさ、なのによう、ある日彼は、僕の婚約者ですってえ~~~、思い出しっちゃった。今夜悲しい・・・わ。わかる~~、重信さあんこの気持ち。」

重信、酔ってきている麻美を見て頃合を考える。重信、酔ってる麻美を見て可哀想になるがどうしていいか戸惑う。

重信「麻美、家まで送るから、もう帰ろう」
麻美「あたし~悲しくなった~~~」
ハンカチを目に当てて泣く麻美

重信「続きはこんどにして帰ろう」

ついに重信、足元がよろけようとする麻美を肩で受け止めてお勘定を支払い、一歩ずつ階段を上がり道路に出る。
重信「麻美さん、大丈夫?」
麻美「大丈夫よ、これくらいのことでえ~~」
麻美だいぶ酔っている

■タクシー

表通りの通りがかったタクシーを止めて、麻美を先に中に入れて、自分も乗り込む。
麻美から住所を聞き、
重信「中野1-23番地」
タクシー走り去る。

■タクシーの中

タクシーの中、走り出して麻美、酔いが醒める
麻美「重信さん、あなたにこんなにご迷惑掛けてごめんなさい」
と言ってハンドバッグからお金を取り出して重信の洋服のポケットに入れる。

■山の手住宅街・麻美の兄の家

タクシー麻美の兄の家に到着、黒塀のある閑静な山の手住宅街。重信、麻美の兄と話している。
兄「麻美、重信さんによくお礼を言って、ここまで送ってくださったのだから。」
麻美「あたしが彼をお誘いしてあたしが酔って、今夜はすっかりご迷惑おかけしてどうも本当にすいません。」

■地下鉄駅に向かう重信

重信、麻美を送り届けて、地下鉄駅に向かう途中。
重信「今日は、変な日だったなあ。麻美からお酒誘われて、俺が彼女を家まで送るなんて。麻美明日来れるかなあ」

■ホテルに向かう街路樹の道路

翌朝の出来事、空は快晴。
吹く風、さわやか、青々とした街路樹に春の到来を感じる
ホテルに向かう研修生の姿

■ホテル内ロビー

ホテルロビー、すでに研修生が集まっている。
洋一郎、絶対遅刻できないと今日は早めに着いている。
洋一郎「ところで沙耶香、僕が上げたスカーフしてくるだろうか」
ホテルのドアから紫色のワンピース、赤い大きなベルトがアクセサリー。
彼女が入ってくるが、小走りで洋一郎のところへ行き、

奈央子「お早う」

奈央子、洋一郎の後ろで目隠しをして、

奈央子「どう驚いた?。じゃ~ん、ほらあなたの呉れた黄色いスカーフ・・・・・・・・・・・・・・。
あら、あなたもね。」

洋一郎、奈央子、エレベーターで仲良く研修室に。

ホテルフロントの前の黒いレザー貼りのソファに腰かけている麻美、
バッグからファッション雑誌取り出し半分顔を隠している。

麻美「ああ、重信さんにあんあ迷惑掛けて、どうしよう、恥ずかしい」
重信「お早う、麻美さん、昨晩はどうも。」
麻美「あああたし、あなたに大変な迷惑を掛けて本当にごめんなさい」
重信「いいんだよ、君と楽しい時間っ過ごせたし。君との友好関係深まったし」

麻美、重信に言われて一緒にエレベーターで研修センターに、シースルーエレベーターでホテルロビー、噴水遠ざかる。
麻美、重信の顔を見れず、雑誌で半分顔を隠し、その表情がとてもいとおしいと重信思う

麻美「本当に昨日は済みませんでした。あたし恥ずかしくて、もう二度と飲みません、ごめんなさい」
重信「いいんだよ、ちっとも気にしていないんだから」



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