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文学談話室

おもにシナリオ脚本を中心に小説・音楽・旅行記など書いています

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日替わり恋歌


恋歌といえば古くは万葉時代からありました。英語ではLove Songといいますが 恋歌ということばが日本語特有の美しいことばと思うのです。
懐かしい青春時代の恋人を謳った短歌を日がわりご披露したいと思います。 彼女・恋人、振られたり、振ったり。片思いだったり学生時代、社会人時代の 想い出を今、素直に短歌で表現したいと思います。
短歌といってもかって前世を風靡した俵万智さんの「サラダ記念日」の短歌集
に基づいたものです。
みなさまも、恋人を短歌で表現してブログ・メール・手紙とかで送ってあげるのはいかがでしょうか



付き合って
三回目だから君を抱く
なれなれしいわと声を恐れる
 
 


初恋の彼女とデートして3回目でした。ある夜彼女を抱きたくなりました。映画の一ワンシーンのように
でも、なれなれしいと思われはしないかと考えて浮かんだ歌です。
ずいぶん前のことであり、今のように元カレ、元カノもなく
その当時をあらわした短歌ではあります
<

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作家のたまご5月号  目次

ようこそ、「作家のたまご」を訪ねえてくださった皆様を心から歓迎します。
昨年7月に「愛は時を越えて」を出版しました。
それを機会に何とか作家として道を歩みたいと日夜頑張っています。

小説・シナリオ・童話をはじめエッセイ、テレビドラマ評、音楽など幅広いものを心掛けたいと思っています。

5月号の主な内容は次のとおりです

① 私の好きなテレビドラマ NTV「anego」① NEW
2006年NTVで放映されたテレビドラマ「anego」は同名の作家林ふみこの小説「anego」のドラマ化されたものであり、小説とは若干異なっている。

丸の内商社経営戦略部に勤務している野田奈央子(篠原涼子)は入社10年の熟練女子社員である。奈央子はとにかく部員をはじめ、女性社員の悩み事の相談に応じて、さらに東済商事を退職した
沢木絵里子(ともさかりえ)まで面倒を見ていて、気がつくと31歳になっていた。


②企業恋愛小説「ホテルの恋人たち」
これは全13話に当たるものでNTVテレビ「シナリオ登竜門」に応募しようと思った作品ですが2007年より中止となり小説化したものです。
東京台場にオープンする巨大シテーホテルに集まった研修生の3組の恋人を中心とした涙と笑いと感激の物語でホテルマンとして成長して行く物語です。

② 新登場 長編オムニバス小説「東京23区 「男と女の物語」

東京にはいろいろな顔があります。その中で23区は実にいろいろな個性を持っています。

その23区は政治・経済・ビジネスの中枢機能中心の千代田区
商業施設が集まるとともに江戸のよさ、伝統を残している中央区
最近まで緑いっぱいで畑も残ってる農業らしさを残している練馬区
中小企業の集まった人情のある下町、また高級住宅がある山の手のたたずまい、二つが同居する大田区

このような東京23区で起きる男と女の物語を書いて行くつもりです。
どうかよろしくお願いいたします。

第1回目は「ひと時の邂逅」(千代田区) 数寄屋橋親子三代記(中央区)です。

「ひと時の邂逅」
千代田区丸の内の新世紀商事(株)の経営管理部長 富田は新しいハケン社員の面接を行うこちになった。ひとりは名古屋静子だったが、もう一人は富田が5歳の時に妻と離婚した娘の富田優美だった
20年以上断絶されていた父と優美は運命の再会を遂げたが・・・・・親子の情愛を温かく、しかし哀しさ一杯の心情を渾身をこめて書いていて泣ける物語です。

「数寄屋橋親子三代物語」
終戦後の混乱期、東京オリンピックが開かれた高度成長期、そして平成の今、親子三代が数寄屋橋の激変を背景に時代時代をデートする物語です。
東京23区男と女の物語
東京にはいろいろな顔があります。その中で23区は実にいろいろな個性を持っています。

その23区は政治・経済・ビジネスの中枢機能中心の千代田区
商業施設が集まるとともに江戸のよさ、伝統を残している中央区
最近まで緑いっぱいで畑も残ってる農業らしさを残している練馬区
中小企業の集まった人情のある下町、また高級住宅がある山の手のたたずまい、二つが同居する大田区

このような東京23区で起きる男と女の物語を書いて行くつもりです。
どうかよろしくお願いいたします。


③ 短編純愛小説「けだるい夏の日」

 鉄道好きの幸一は土曜日のけだるいような夏の日にカメラを持って江ノ島に向かったが、江ノ島駅で見慣れない電車が止まっていて幸一はその電車に乗ったとたんタイムトンネルで高校生の涼子に逢うのですが涼子は高校生で17歳、幸一は年令は7年後のままの25歳、二人とも同級生なのに
二人の話はかみ合わず、果たして幸一と涼子は・・・・・・・・・・・・・・・・

④ 短編恋愛小説「意表」ケータイでは「イヒョー」
外資系の人材ハケンバンクの小野響子と東西通信(株)に勤務する広井重信は、ある朝大船駅で会い、二人はその後親密になって行くのだが、なぜ親密になったか・・・・・・・・・・

⑤ 短編音楽小説「雨宿りの幸せ」
音大生の高野真理子、~はともにピアニストを夢見ていた。しかし真理子は父の事業の失敗、倒産から留学をあきらめて新宿の子供の音楽教室でピアノを教え、あとはハケンで出版社に勤めていた。しかし、ピアニストの夢を忘れられず・・・・・そんなある日仲のよかったピアニスト磯辺美紀からパリ帰国演奏会に出かけた、自分と美紀の境遇を考えて失望のうちに駅で雨の降るのを待ったいた真理子に声を掛けてきた音大教授の彼、二人は雨宿りを喫茶店で過ごした・・・・・

⑥ 長編恋愛小説「愛は時を越えて」
  裕彦と亜理紗は幼稚園で聖書劇を通じて親しくなり小学校4年生で亜理紗の父が中近東に転勤
その後二人は音信が途絶えてしまった。
ところが20年後2007年に幸一が乗ったオーシャン航空ですっかり美人になった高梨亜理紗と運命の再会、二人はニューヨークで積年のつきせぬ想いを・・・・・・・・・・・・・・

⑧ 中篇小説 「山手線」
東京区内を45分で一巡する環状線「山手線」そこにはいろいろな人生を背負った人たちが乗ってきて降りて行く。早朝、ラッシュ・昼・夜にどれぞれ見せる別の顔がいる、すし職人・送別会のサラリーマン
新幹線で車内に泊まった友人の結婚式帰りの主婦・今日が定年・会社訪問がやっとかなった女子大生・ノルマ達成のセールスマン・ショッピングに行くセレブな主婦など・時間の変化とともに人も変わる
人々のいろいろな想いを載せて山手線は今日も走る。

⑨ 現代新日本語・若者ことば字鑑
今さかんに巷を飛び交っている新しい日本語、頻繁に使われる若者が用いることばから意外なものが見えてくる。新しい日本語として辞書にも掲載されていることばは感性のあるものが多い

⑩ 童話「一箱のクレヨン」
山の上の分校のせんせいはみんなに一箱のクレヨンを見せて、このクレヨンで好きな絵を書いてきて
出来上がったら皆の絵を壁に張ろうということで7人の子供たちは、
箱の中のクレヨンたちがさわぎはじめます。

⑪ 童話「美嘉のお手伝い」
東京郊外の丘にある沢山建っているマンションの一つ、そこに美嘉は両親と一緒に住んでいます。
ある日、お母さんは美嘉も来年は学校に行くので一人で買い物をさせようと送り出すのですが外に一人で出た美嘉の目に映ったものは・・・・・・・

⑫ 創作ドラマシナリオ「新浦島竜太郎物語」
おなじみのおとぎ話「浦島太郎物語」の現代版でパローディー版になっていますが、海洋汚染についても考えています。

⑬ 創作ドラマシナリオ「ホテルの恋人たち」
かってホテルの経験をもとに新しくオープンする東京台場セントラルホテルに集まった3組の恋人たちがホテルの発展とともに成長して行く物語で全13話ありますが、今回は第1話のみを掲載


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私の好きなテレビドラマ 第1回NTV 「anego」

好きなテレビドラマBEST3をあげてくださいといわれたら

① 「anego」http://www.ntv.co.jp/anego/

② 「ハケンの品格」http://www.ntv.co.jp/haken/

③ 「働きマン」http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/

と答えます。

以下

④ 「花嫁は厄年っ」http://www.tbs.co.jp/hana-yaku/

⑤ 「あいのうた」http://www.ntv.co.jp/ai/

⑥ 「神はサイコロを振らない」http://www.ntv.co.jp/saikoro/

⑦ 「のだめカンタービレ」http://wwwz.fujitv.co.jp/drama/index.html

ということになります。




①「anego」

このドラマは、林真理子の小説同名の「anego」をドラマ化したものです。

第1話から第10話までで、東済商事を舞台に、入社10年のベテラン社員、野田奈央子(篠原涼子)を中心に、先輩と慕う加藤博美(戸田菜穂)、さらに奈央子になにかというと相談を持ちかける元東済商事の社員で投資コンサルタント社長(     )の妻となった沢木絵里子(ともさかりえ)、それに新入社員としていつの間にか奈央子に関心を寄せるようになった黒澤明彦(赤西仁)、経営戦略部長、後輩の個性を持った面々が好演している。




野田奈央子(篠原涼子)は31歳、常に女子社員の先に立って仕事は抜群、同性社員から頼もしく思われているが自分のこととなると不器用で黒澤明彦・沢木・それに斉藤ともお見合いをしたがいずれも失敗して結婚をあせっている、そんな31歳の女性の不安な繊細な気持ちを見事に捕らえていて最後まで視聴者を引っ張ってゆく。

またちょっとミステリーっぽい不可解な沢木絵里子役、ともさかりえ)も難しい役を演じていて、野田奈央子と沢木絵里子の不思議な関係が非常に面白い。




あらすじ

野田奈央子(篠原涼子)は東済商事に勤務する中堅社員で経営戦略部のほか、女子社員の面倒をよく見るが、自分自身もずっと白馬に乗った王子様、結婚相手を探してきたがいまだに独身である。

そんな時に新入社員の黒沢明彦(赤西仁)、立花(   )の二人が配属されてきた。

ある日、合コンが開かれたが鉄鋼部の宮元が現れて奈央子も喜んだが、同僚の

とタクシーで帰った。その夜、帰宅途中電車の車内に酔っ払った乗客に絡まれていたところを沢木翔一(加藤雅也)に助けられたが、その後皆でゴルフをしたがそこに沢木絵里子(ともさかりえ)が来ていて帰りに沢木は夫だったことがわかる。

奈央子が東京駅丸の内の満開のさくらを見ていたら、そこへ黒澤がやってきて今日から「anego」と呼ばせてくださいといい、以後anegoと皆から呼ばれるようになる。

そんな奈央子を、母親野田厚子(由紀さおり)は心配して見合いを勧めて写真を持ってきた。奈央子は気も進まなかったが、母のことも考えてお見合いをしたが、東大出身のエリート官僚斉藤恭一と会ってみることにした。お見合いはうまく行って東済商事の皆にまさかの王手をかけることになりましたと宣言し、皆からの祝福を受けたが

斉藤は以前離婚した子持ちの女性と交際したことがわかり、破談となった。

心配した上司の部長の坂口(升毅)から総合職登用試験を薦められた。

皆からの薦めとお見合いの破談の痛手から奈央子は総合職試験に挑む決心をした。

ある夜、奈央子が総合職の勉強をしていたら黒沢が突然、今夜寝るところがなく両親も転勤したからとめて欲しいとやってきて奈央子も不承不承応じた。

黒澤はお礼にと試験勉強を手伝っていよいよ試験に臨んだが筆記試験に合格、午後の面接を待つ奈央子は、絵里子の娘が行方不明になったことを聞いて面接を待っていて次の番を中断し絵里子と一緒に探すのだった。

32歳の誕生日を迎え、真奈美と一緒に京都に行くことになっていたがぎっくり腰で真奈美が行くことが出来なくなっていた。

奈央子は、買い物帰り家の前で沢木と出逢い、奈央子の誕生日を祝ってくれた。

沢木が京都の大学を出ていることから話は弾んだ。

沢木が帰ったあと、奈央子は寂しさのあまり、黒澤が次第に自分を愛していることを知って夕方公園に来て欲しいと会社に電話をして、黒澤が来てそこで奈央子は結婚してくださいと告白した。黒澤も奈央子と一緒にいたいということで喜んだ奈央子だったが、親とか同意を得ないと自分の気持ちも整理しないと、あと5年ほど待って欲しいと返事されて、奈央子は家に帰って5年も待ったら私はいくつだよと泣くのだった。

ちょうどその時、沢木から京都に行きませんかと電話が掛かってきて奈央子は沢木を好きになっていたので妻、絵里子が佐原の実家に娘を連れて帰っていて、奈央子も沢木の乗った新幹線を追いかけて二人は車内で一緒になって京都の一日を楽しんだ。

そのことを知った絵里子は、株主総会の当日、東済商事の屋上に居ることを知った奈央子は駆けつけて命がけで絵里子を救ったが、絵里子がメールを東済商事にばら撒き、マスコミも駆けつけて会社でも事件責任者として奈央子を系列会社に出向させようとしたが奈央子は一切の責任を取り11年勤めた東済商事を自分から退職届を出して去った。一方黒澤はモンゴルに行くことになり、黒澤から一緒にモンゴルに行ってくださいと頼まれたものの断ってハケン社員として小さな中小企業に再就職、立花と佳奈が交際の末、結婚することが決まり奈央子は披露宴パーテーで司会を務め、黒澤もモンゴルから一時帰国、奈央子は黒澤に毎日メールちょうだいと頼み、黒澤からメールを毎日もらった。奈央子もモンゴル語を習いに行き二人はメールを交換した。黒澤は奈央子にメールを売ったが大草原でバッテリーも切れそうになって大草原を全力疾走、太陽電池のある場所に到着、電源をつないでなおにメールを送信することができた。同じ頃、奈央子はモンゴル語を習っていた。二人のことばは

「モンゴルは今日もよい天気です」・・・・・・と















執筆中です。

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短編恋愛音楽小説「雨宿りの幸せ」 


作家のたまご


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高野真理子は,子供たちのピアノスクールの仕事を終えて百合丘駅からゆっくりと坂を上って自宅に向かっていた。歩きながらかっての音大時代の将来はピアニストとして活躍したいと大きな夢はどこにいってしまったのか,考えていた。

真理子は3歳から10歳くらいの小さな子供を相手に新宿の子供ピアノスクールの講師として、ピアニストの夢を持ちながらいまだに実現できない、そんないらいらした気持ちをじっと心の奥底に秘めながら、矢つぎばやに変わってゆく雲のあわただしい流れと降り出しそうな空を見つめながら静かに歩いて坂を上っていた。

上るにしたがって耳元に聞こえていた電車の音がはるか背中の後ろで聞こえるような感じで遠ざかってプラタナスの木々の葉を揺する音が風に乗って聞こえてくる。上り坂の左に瀟洒な白い洋館づくりの家が真理子の家だった。

胴色の飾りのある門を開け、郵便受けを白い細い手で開けると中からどっとダイレクトメールが飛び出してきた。真理子は、それを胸に受け取ってそれから家の入り口のドアフォンを真理子は軽く触れた。中からピンポンという3連音がなっている。真理子はドアフォンのレンズに思い切り顔を寄せた。

「お帰りなさい。真理子」白いエプロン姿の母が、小麦粉だらけの手でドアの取っ手を掴み、開けてくれる。母は「こんばんは、あなたの好きなフライドチキンよ」といいながらキチンに帰り、ボウルの中でチキンに小麦粉をまぶしている。真理子は、「ただいま」と言ってそのままキチンのテーブルに腰を下ろし、手に抱えているダイレクトメールの束をめくってみた。

マンション、学習教室、スーパーの大売出しから自動車セールスなどに混じって、まだ父も母も50歳代なのに気の早い墓の分譲チラシまで真理子の家の年齢層の広さを物語っている。真理子にとっては大半は不必要なもので足元のくず籠にばさっと捨ててしまう。

一枚ずつめくっていて真理子ははっとした。小さな封筒で赤いハートのシールが眼に飛び込んでくる。「えっ、これ、なに、彼もいないし」真理子はあせるような気持ちで封を切った。一枚の便箋には「真理子、久しぶりね、元気してる、私も元気よ、ねえ、真理子、あたし赤坂のホールでピアノ独演会を開催することになったの、演奏会チケット同封するのでぜひ音楽会に来てね、絶対よ、あなたの一番の友達、磯部美紀と書かれていた。

数日後、真理子はフリルのついた白いブラウスにコーヒーブラウンの短めのジャケットにグレーのスカートと琥珀色の飾りのネックレス、久しぶりに逢う友人美紀のためにもとちょっとおしゃれをして赤坂のピアノ演奏会の招待状を持って出かけたのだった。真理子もまた、東西音楽大学ピアノ科に籍を置いて将来はピアニストを夢見ていた。音大でピアニストを目指す人たちは多く、大学を卒業しても才能と経済的な保障がないと難しかった。才能が認められて世間で認められて第一線で活躍できるピアニストはほんの一握りに過ぎない、

でも卒業後、外国の音楽院に行ってさらに飛躍したいと思っていた。ある日、真理子の夢は突然父が脳梗塞で倒れてかえらぬ人となってしまったのだ。父の経営していた金属加工工場も兄が継いだものの折からの不況もあって借金を抱えていたし時々真理子も手伝ったりしてドイツ留学どころでなかった。

真理子はとても繊細でいろいろな特技を持っていた。音楽とかけ離れた小説を書いてある賞に応募し入賞したのだった。小説と音楽はかけ離れていると思ってる人もいるようだけど、いかに繊細にあるときは華麗にあるときは激しい感情を出して描きあげることは同じはずだわ、真理子の持論だった。

それでピアニストの道を一旦あきらめてもう一つの夢、作家を目指して書籍の出版社に派遣社員として勤務し稼いだお金で今は楽器メーカーの音楽スクールに週に2回、新宿に通っていて」子供を中心としたピアノ教室で教えているほか、地域での音楽愛好家によるオーケストラの結成に精進したり、音楽のブログを立ち上げたりしている。
また、時折ピアノ演奏家として都内での音楽コンサートにピアニストとして出演するものの全力で音楽家としての灯を消さないよう懸命の努力を重ねて収入を得て生活をしている。

いつの間にか5年経って真理子も30歳近くになっていた。
そんな時いわば学校でライバルだった友人磯辺美紀がパリから帰ってきて日本でのピアノ演奏会を開催したのだった。赤坂美音ホールでは一躍ヨーロッパで有名になった磯辺美紀のピアノ曲を聴こうとする人で入り口を入ったロビーが立錐の余地もないほど満員だった。

華やかな服装と磯部美紀の話でざわめきがあちこちから聞こえてきて真理子はちょっと圧倒されそうになった。
分厚い黒地に金色の文字で「お帰りなさい、磯部美紀、下にホールの名前と名前が金色の大きなパンフレットを右手に持って真理子は美紀から送られてきた招待券をショルダーバッグから取り出してみると特A07と書かれていた。
交響楽団のメンバーが盛んに演奏前の音合わせをしている。

座席にも特A・A・B・C席とあってピアノを鑑賞するには演奏家のメンバーが目の前に見える指定席に静かに腰を下ろした。彼女が、私に特別席を招待券としてくれたのは友人としての親切心なのか、それともピアノが目の前にあるこの席で自分のピアノ演奏を誇らしげに見せようとしているのかとも考えてみた。

幕が開くと東洋交響楽団の面々がずらっと並んでいて左側にグランドピアノがあった。団員が次々に紹介されて、左側からにこやかに微笑みながら真理子の友人ピアニストが入って来る。「では、次にピアニスト磯辺美紀さんをご紹介します」彼女は中央に来て丁寧に頭を下げたが、ちょっと左を向いて真理子がわかったらしく微笑んだ。真理子もまた右手をちょっと上げて小さく手を振った。

「演奏してくださる曲目は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第二番、ショパンの2つのピアノ協奏曲、第一番変イ長調作品11番と第二番へ短調作品21番、それに小曲ノクターン作品9-2 変ホ長調でこの曲は映画「愛情物語」にも取り上げられました最後に別れの曲、12の練習曲作品10-3ホ長調です」指揮者が指揮台に立って、会場は一瞬静寂になった。

タクトが振られると荘重なオーケストラの調べがはじまり、ついで彼女のピアノが力強く鍵盤をたたきはじめた。彼女の指先がたたきだす調べがあるときは優雅に、あるときは激しい熱情的な調べとなって音響装置に跳ね返り次第に広いホール全体を覆った。

いつの間にかこんなにうまくなったのだろう、やっぱりヨーロッパに留学するとちがうんだなあ、真理子はそう思いながら白いバッグをひざに乗せて指を滑らせていた。演奏が終わり、場内の満場の観衆の拍手とともに胸元が開いた白いドレスをまとって挨拶する彼女はまぶしいくらいに輝いていた。額ににじんだ汗が舞台のライトに輝いて彼女の熱演を表しているようだった。

真理子と美紀はよいライバル同士だったが、友達が今こうしてピアニストとして演壇に立っているのを見て真理子も手の皮が赤くなって血管が露出するほど拍手し続けたが、数百人の中の自分の熱い拍手を美紀はわかってるくれてるのかなと思った。瞬間、自分がピアニストとして立っている姿と重ね合わせた。

実際、高野真理子と磯辺美紀はテストでもお互いが5位以内を争っていたし、よきライバルだったのだ、二人とも目指すところはポーランドのワルシャワの国際ピアノコンクールに参加することだった。学期試験でも春は美紀が第1位、秋は真理子が第1位と、実力、技法は五分五分だった。いったん忘れていたピアニストの夢が真理子の心に灯った。

ピアノ演奏会が終わるといつのまにか外は雨が降っている。真理子は親友美紀に一言だけ「おめでとう」といいたかった。演奏会を終えて通路はまだ興奮が覚めやらぬ聴衆でホールの出口に向かう人であふれていた。真理子はそんな人並みの続く強い圧力を身体ではじきながら掻き分けて反対方向の楽屋裏を訪ねると彼女は記者会見に出ているとのことだった。

それを聴いてあんなに親しかった友人磯辺美紀がもう遠くにいるのだなあ、自分の存在が急に小さく見えて来た。「彼女は、あのワルシャワの国際ピアニストコンクールで優勝して、今日、演奏会、あたしは子供たちのピアノ教室と時々小ホールの演奏会でピアニストとして狩り出されるのか」彼女は、美紀に会えないことがわかるとあらかじめ用意していた手紙の入った封筒を係りの人にことづけてホールの外に出た。

会場に着く前の雨は強くなってドアの外から強い雨音がロビーにも流れてきて降り止まず、真理子は駆け足で目の前の地下鉄赤坂見付駅の階段を下りた。地下鉄赤坂見付でホームに入ってきた電車のドアが開くと、雨にぬれた乗客としずくが落ちて床がぬれていてすべりやすい車内に入った。

新宿に出て小田急で自宅の百合丘に帰るのだった。電車は驟雨の中を走っていて、時折通過する踏切の信号も赤くにじんでいて窓の外は雫がたれていて真理子は座っていた座席から後ろを振り向いて曇っているガラスに人差し指でゆめと書きながら一つ小さくため息をつくのだった。

百合丘から真理子の家は歩いて10分ほどのところにあった。雨は一向に降り止まず自分のあこがれていたピアニストの夢が友達磯辺美紀が実現しているのを見て今の自分の立場を考えると気持ちが沈んでしまう。「いつの間にか自分の大切なものが変わってしまって」いつまで待っても雨は止む気配はなく、電車が着く度に駅の建物は雨宿りをする人が膨らんできている。

真理子はケータイを取り出して家の母に電話しようとしていた。 「あなたはもしかして東都音大のピアノ科にいた高野真理子さんじゃありませんか」真理子は、男の声で驚いて振り向くと、長身の男が立っていた。「あなたは」と聞いた。「ほら、あなたたちのピアノ指導とか演奏会で指揮をした細田誠一郎ですよ」真理子はそういわれて音大時代を思い出していた。

「あっ、あのときの、先輩」思わず大声をあげたが、周囲の人がびっくりして自分を見ていることに機がついてのあわてて右手で口を覆った。「いやあ、ここで会おうとは」真理子はピアノを教えてもらったり、演奏会の練習で厳しく指導してくれた誠一郎をひそかに尊敬し慕って先輩と呼んでいたのだ。

「真理子さんの家までお送りしたいんですがあいにく傘を持ってなくて、どうです、5年ぶりにお会いしたので、それに雨も降っていて、雨宿りにそこの喫茶店でお話しましょう」誠一郎にそういわれて、真理子も「そうですね、本当にお会いできてうれしいです」真理子と先輩は頭を両手で覆いながらすぐ左側の喫茶店に行き、あわてて駆け込み、二人はハンカチを出してぬれた毛を拭い、窓の外の驟雨が止むまで音大時代の懐かしい話をするのだった。

店内は壁がところどころステンドグラスで飾られていて天井に組木の柱があって話をするには落ち着いたたたずまいだった。おりしも「美しくも短く燃え」のBGMが流れていた。「私、この曲大好きなんです、こうして聴くのもモーツアルトの原曲と違っていいわ」「普段何気なく聞いている曲が実はクラシックだったりして、最近はCMにさへ一節が取り上げられていますよね」

「あたし、今日、音大の同期生の磯辺美紀の演奏会に行ってきました」「僕も招待されて、彼女あんなにうまくなるとは思いませんでした。でも、二人を教えて真理子さんもピアノは本当にうまい、僕は是非同じように弾いてほしいと思ってるんです」「あたしのピアノ、ほめていただいて、もう恥ずかしいです」真理子は5年ぶりの再会なのに先輩が、いや助教授が会ったばかりなのにほめられてうれしかった。「ところで先輩、ずっと居られなくて」「僕はずっとパリにいってましたから、」「いいなあ、イタリアには行きましたけど、あたしも一度ドイツ、オーストリア、そうそうウイーンに行きたいんです」「ヨーロッパはいいですよ、音楽人口が違いますからねえ、理解者も多いし」

「あたし、テレビでベルリンフィルの夏の野外演奏会見たんです。皆、くだけた格好で、丘の上にも演奏を見てる人がいて」「ヨーロッパではよく見る光景ですよ」「皆、リラックスしていてすごい身近な感じで」「真理子さんがごらんになったのは、毎年6月の夜9時から、ベルリンのワルトビューネで開かれるピクニックコンサートでヨーロッパでは有名ですよ」「皆すごい楽しんで、踊ったりライト振ったり、手鳴らしたりとか仮面を被ってるとか、ローソクをつけて、花火まで鳴って、日本と違うんですね」「クラシックの音楽が人々の生活に深く入り込んでいるんです」誠一郎の話はパリに渡ってヨーロッパの音楽に触れた新鮮な話題で真理子は惹かれていた。

ベルリンフィルといえば、その昔はヘンベルト・フォン・カラヤンによって世界でももっとも名声が高く、権威があってちょっと近寄りがたい感じの交響楽団だった。それが、この間のテレビの野外コンサートを見て、まったく庶民の懐に飛び込みあの野外音楽会を開いている。真理子はもっと日本の交響楽団が同じようにどんどん野外演奏会を開いてほしいと思った。そうすれば、もっと音楽愛好家の層が広まってしいてはピアニストにとってももっと演奏会を広げて生活もずっと安定すると思っていたのだ。「あの、」「えっ」「聞いていいですか」「はい、何でも」

誠一郎は、真理子からそういわれてちょっと驚いたようだったが、「あの、日本でももっと気楽に野外とかドームでクラシックの音楽会気楽にできないでしょうか」「なかなか現状では難しいだろうね、最近はコミックでクラシック音楽をテーマに描いたものが評判になったり、若い人がクラシック音楽に関心持ってきてるけど、どこかのロックバンドのように数万人を集めてのクラシック野外演奏会は難しいだろうな」誠一郎の答えもやはり消極的な、悲観的な見方だ。

「先輩があたしの家の近くに住んでるなんて」「僕もようやくマンション買う頭金できて」「そうだったんですか」「ええ、ここに越してきて1ヶ月目です」「道理で、先輩に合えないのも当然ですね」音楽大学を卒業して、5年の月日はあっという間に流れていった。今こうして学生時代、音楽の指導を暖かく、しかしある時には厳しく怒られて何度もピアノをやり直された細田誠一郎を目の前にしてかっての思い出が鮮やかに蘇ってくるのだった。

「よく、先輩には怒られました。ショパンの曲を弾いたりしていると「子犬のワルツ」はもっと子犬が弾むようにとか」「そんなこと言ったのか」「私が期末試験でショパンの「雨だれ」を弾くと、先輩はもっと雨がぽろぽろと落ちるようなしなやかさがほしいなあ、君のは元気すぎるよ、とにかくよく怒られましたわ」「ある時なんかショパンの課題曲を弾くと、隣にじっと腰掛けていらっしゃって、僕が満足するまでは帰さないよと、引き始めるとストップ、もう一度最初からと」「君は悔しいのか目に涙浮かべてたな」「ひとつの曲を十数回弾いても先輩、だめだしして、あたし、ダメだなあと思いました」と真理子は誠一郎のスパルタ教育を思い出すかのように話をした。「そうでしたね」「ある時、僕はラフマニノフのピアノ協奏曲第二番をあなたに演奏してもらいたいといったら、私できたらチャイコフスキーのピアノ協奏曲第二番が弾きたいんですとか、よく言い争いましたよ」「私はチャイコフスキーがとても好きです。最初の出だしが重厚、壮大というか、弾く人も、聞く人も次第に自然に入っていけて、あるときは華麗に演奏者も高度なテクニックを駆使して、第三楽章の終曲まで息もつけない、あたしも観客の拍手とともに、ああ、弾いたなというか、満足感っていうか、成し遂げた達成感があってどきどきしちゃうんです」

「それは聴衆から見ても同じことが言えますよ、ピアニストとしてやりおおせたんだなあ、それが熱く胸に伝わって来ます」「僕がラフマニノフに傾注するのは、ピアノの中でも難曲っていわれていますし、第一楽章で自由なソナタ形式ですが、最初から全体に壮大な重奏感があり、そこにピアノの連打が、印象的で最初から思わず曲に惹きこまれるこまれるんですよ」そういって誠一郎は真理子の顔を見ながらコーヒーを一口飲んだ。

「ええ」「まあ、難曲なんでピアノの熟達度がわかっちゃうんです、それであなたに」「ええ、でも先輩にそういわれると嬉しいです」「僕はやっぱりベートーベンです。力強くしかも勇壮で,第五の運命とか第九の合唱付とか」「ベートーベンは、第六の田園が好きです。第一楽章から第三楽章まで、田舎の豊かな田園情景で第四楽章では打って変わってすさまじい嵐を表現する叩きつけるような怒涛の曲が、それだけにあとの第五楽章の静けさがとっても、田園風景が頭をよぎります」「田園聞いた人は誰もがそういいますよね、

僕はベートーベンを聴いて見たいという人は入門編として第六の田園をお勧めしてるんですよ、わかりやすくていろいろなクラシックの旋律のエッセンスがあの中に全部あると思っています」「ベートーベンってたしかピアノソナタと呼ばれるものは第一番のへ短調から第32番のハ短調までありますが、月光ソナタとかもいいですが、でも私はチャイコフスキー、ショパンがいいです。」「真理子さんはピアノの才能がありました。

家の事情でドイツ行きを断念されて残念です」「でも、先輩、今でも一週間に1回ピアノ習いに行ってるんです。子供たちのためのピアノ教室をやってるんで自分の腕を維持しないと、それに」「それに?」「あたし、音楽の灯だけはいつまでも消したくないのです、それで音楽愛好家とオーケストラの結成を呼びかけて見たり、時々都内の小ホールでピアノの演奏頼まれたり」

「そうでしたか、僕が真理子さんをドイツで音楽の勉強のために助けられればいいのですが、まだ留学中の身の上で時々オーケストラを指揮するだけで本当にお力になれなくて済みません」「そんな」「真理子さん、僕はあなたのピアノをもっと世に紹介したい、あなたみたいな方がうずもれてるなんて、機会作るようにします、頑張ってください、応援しますよ」

真理子は誠一郎にそういわれて、こんなにやさしいこと言われたの初めてだよ、ほかに誰もいないよ、そう思ってちょっと眼が潤んできて、うれしかった。真理子は窓の大きなウインドーの外の雨を見ながら、このまままだ止まないでほしいとさへ思った。「先輩、ここのチョコレートケーキおいしんですよ、いかがですか」「僕がほめてチョコレートケーキか、もっとほめて次は何が出るか」「はっ、先輩、いやだあ」「冗談、冗談、ごめん」真理子は大学時代、助教授で怒られて、厳しいまじめな人だと思っていたのに結構砕けていてと気持ちがリラックスして、誠一郎の思わぬやさしさに癒される想いがしてくる。

やがて運ばれてきたチョコレートケーキの右端をフォークで切って、口に運びながら真理子は、「先輩、私、最近ジャズピアノに興味持ってるんです」「はっ、驚きました。僕がジャズピアノを聴くのも違った意味でピアノの勉強になるよっていったことがありました」「デューク・エりントンの「A列車でいこう」とかオスカーピーターソン、リチャード・クレーダーマンを聴いて家でピアノたたいたりするんですよ」「真理子さんのそういうピアノ聞かせてほしいなあ」

「先輩、もう」真理子はちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめた。「リチャードクレーダーマンは、パリ音楽院を出てそれでクラシックでなくポピュラー音楽を選んだんだ」「それってあたしも知ってます」「パリ音楽院は、かの有名なビゼー・ドビュシー・ラベル・サラサーテも出てる歴史ある学校だよ」誠一郎にいきなりそういわれて真理子は、先輩はあたしの音楽の知識を試しているのかと瞬間戸惑った。

真理子は学校時代の音楽の歴史にあったのだろうか、5年前の授業の内容は詳しく覚えていなかった。「そこまでは、でも、そういえばなにか聞いたような、聞かなかったような」無難な返事をしてここを切り抜けなければやばいと思った。「先輩、わかります、だから、クレーダーマンの曲で、ラブミーテンダーを聴くとピアノがやはりショパンのような感じを受けることがあります」「だから。ジャズ・ポピュラーミュージックとクラシックのピアノって相通じる、これは、僕の持論だけどねえ」「あたし、この歳になって、あの時先輩がおっしゃっていたことがよくわかります・・・「ジョージ・ガーシュインのラプソディー・アンド・ブルーのあの終曲近くのピアノとても華麗で雄大で、先輩の好きな力強さもあって」

「ジョージガーシュインって言えば、真理子さんの言ってるラプソディー・アンドブルーのあのピアノをロスアンゼルスオリンピックの開会式で8台もピアノを使って広いスタディアムでボストンフィルでロジャーウイリアムスの指揮で演奏したときのあのピアノ演奏はすごかったなあ」「あたしは、まだ幼稚園でした。でもテレビで見て覚えてるんですよ」「僕は中学生だったけど、すごいインパクトがあったよ」二人の話はどんどん広がって今から22年前のロスオリンピックまでさかのぼってのピアノの話をするのだった。

「真理子さんもずいぶん変わったなあ、僕が近代音楽のガーシュインとかもクラシックの曲と相通じるから、いろいろ聴いて自分で試すのも見方が違ってくるよと僕はいいましたよねえ」「ええ」「私、先輩のいわれる意味が最近になってよくわかるんです。クラッシックとジャズの技法がマッチしていて、あの曲はクラシックと次の世代のジャズの中継ぎをしてるんだなあと」「あの頃、あなたは、いいえそんな暇はありません

私は徹底的にクラシックでショパン一筋に、ポーランドのワルシャワの国際ピアノコンクールに出ることですと、怖いくらい一途でしたよ」「イやあ、先輩・・・よく覚えていますね」雨がいつまでも降り続いていたこともあるが、真理子は誠一郎があたしのことをこんなにも考えていてくれてることがうれしかった。

助教授である誠一郎と自分はその教え子であると自分から今まで距離を置き、自分から遠ざかっていた誠一郎との間が急に身近になってきたし、この今日の出会いが運命のように思えるのだった。友人磯辺美紀からピアノ演奏会に行ったものの観衆の万来の拍手に美紀は包まれて真理子は自分に置き換えたときに嫉妬感を覚えると同時に小さな存在に見えたのだった。しかし、今は真理子の表情は生き生きしていて喜びが誰の眼から見ても感じられるのだった。

二人は、クラシック音楽についてとことん話し合ったのだった。
真理子の胸に忘れていた雄一郎への想いがよみがえった。
「真理子さん、今度もっとゆっくりお話しましょう、ええと、僕のケータイは」といわれて真理子は自分のケータイを渡した。
誠一郎のケータイの押す指を真剣に見つめていた。
気がつけば、雨は上がって空には薄く虹が掛かっていた。

「雨が止みましたね、かえりましょう」
二人は、駅から坂を上ってそれぞれ家に帰るのだった。真理子は久しぶりに幸せを感じていた。真理子の歩みに誠一郎も合わせて、手こそ組まなかったが後姿を見ると恋人のようだった。もしかして、これを機会に誠一郎さんとお付き合いして
学校時代から先輩誠一郎と後輩で生徒の真理子の最初はたんなる関係が次第に好意を持つようになっていた。でも単なる私は生徒で先輩は音大の助教授だし、尊敬し段々誠一郎に好意を持つようになっていったが、これまで彼女のほうから距離を置いていた。

あたしが心から求めていた方ってこういう方だわ、真理子は5年ぶりに会った誠一郎のことで頭がいっぱいになっていた。
「真理子さん、今日はあなたに本当に会えてよかった」
真理子はだまってぽかんとして誠一郎を見つめていた。
「・・・・・・・・」
「真理子さん」
誠一郎に呼びかけられて真理子は、我に帰り
「はっ、あたし済みません、先輩、今日のあたしってどうかしてますよね」
といってごまかした。

じゃこの先が僕の家ですので、また、お会いしたいと思います」
「今日は先輩、誠一郎さんにお会いできてとても幸せでした、じゃ、また」
真理子はそういって丁寧にお辞儀して別れたがいつまでも誠一郎の後ろ姿を見送っていた。そのときだった、マンションの入り口に一人の女性が出てきて一生懸命に
雨に濡れたスーツをタオルで拭いてあげているようだった。
真理子の夢はこの瞬間潰えたのだった。

「結婚されて奥様がいらっしゃたんだ」
また、会って音楽の話がしたいとも思った。でもそれは許されないことだ。真理子は、誠一郎さんは東都音大の私の教師だし、教えていただく生徒があたしだし、単なる教師と教え子の関係ならいいじゃないの、とも考えても見た。
しかし、真理子の心は単なる関係を超えて親しさから次第に恋するようになっていた。先輩はそうでもあたしが愛したら、それは不幸な大変なことになる。
緩やかな坂を上りながらいつの間にか真剣に考えていた。
細田誠一郎の住んでいるマンションからちょっと坂をあがったところの左側が真理子の家だった。

「ああ、お帰りなさい、真理子、で、お友達の演奏会どうだったの、雨に濡れなかった」
そんな母の心配を背中の後ろで受け止めて
「お母さん、私ちょっと」
「どうしたの、真理子?」
階段を上がって二階の部屋に行く。
真理子はしばらく雨が上がって雲間から漏れてくる太陽の光を、窓の外を眺めていた。

「結婚されて奥様がいらっしゃたんだ」
「あんな近くに先輩の家があるなんて」
二階の窓から色とりどりの家の中が立ち並んでいる真ん中の雑木林に見え隠れする白いマンションが手の届きそうなところにあるように真理子には見えた。
物思いにふけっていた真理子だったが、細田誠一郎に会ったのに、雨宿りをしてあの喫茶店で話した生き生きとした彼とのクラシックの弾むような話、忘れていた彼との想いが募ってしまった。真理子は思い切り泣きたい気持ちになり、自分の部屋の鍵をロックした。彼女は、窓の外を見つめているうちに次第に一筋の涙が頬に伝わって流れ、やがて悲しくてとめどなく涙が流れて来て思いきり泣いた。あたしの幸せは、あの雨宿りのほんのわずかなんだ、この人ならと思った気持ちが、そう思うと悲しくて、壁際の椅子に座ってうつぶせになって泣くのだった。

しばらくして、ケータイを取り出して090の彼の番号の表示が涙でかすんでぼうっと見えた。泣きじゃくりながらじっと見つめていた。涙をハンカチで左手でほほにあて拭きながら、
「やっぱり消去」
そういって右手の親指でケータイの番号を消去した。
部屋を出て廊下の角の洗面所で泣いたあとの顔を母に気づかれないように顔を洗ったあと、でも雨が降っていたから先輩に会えたんだ、だから雨宿りができて、考えをもっと前向きにしなければと思うのだった。
「そうだ、「雨宿りの幸せ」っていう作曲を、」そういってなにごともなかったかのように1階に降りて、「お母さんただいま」一声かけて応接間にあるピアノに向かうのだった。
                               (完)

                                             








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+ 小説書きに100の質問 +

+ 小説書きに100の質問 +

1 まえがき(あなたの意欲をどうぞ)。
A.今回、「愛は時を越えて」短編「けだるい夏の日」
「終電車」収録文庫本を行いました。
小さい時からいつかは絶対自分の書いた本を世に出したいと思っていました。これを契機に作家としての足固めを図りたいと思う
ですから意欲満々です.

2 あなたのペンネームを教えてください。
A.大路宏といいます
雄大な広い感じに小さいことにこだわら図、ゆったりしていたいと思い表現しました

3 小説の中の人物として○○○○(←あなたのペンネーム)を描写してください(自己紹介)。
「愛は時を越えて」は幼稚園の幼馴染亜理紗(仮名)と20年ぶりに裕彦と再会する話です。
裕彦のように、仕事は積極的で、反面のんびりとしていて、常に人をを気遣い、優しくしかし高所恐怖症の面もあるのは自己を紹介しています。

4 あなたの職業は?
A.高齢者ですので、今後は作家の卵として頑張りたい、著述業でしょうか.生涯現役のためにも。

5 あなたのバイト遍歴を教えてください(あれば)。
A ありません

6 小説書き歴は。
A 2年です

7 小説書き以外の趣味を教えてください。
A パソコン、音楽、鉄道、写真など

8 好きな小説のジャンルは。
A 純文学小説、純愛小説、歴史小説、SF小説、推理小説、ドキュメンタリー小説など広範囲です

9 好きな作家は。
A 夏目漱石(純文学作家だから)、、
星新一(ショートショートストーリーの大切さをSF物語で平易なことばで書いている,
林真理子(女性の世界を克明に描写)
城山三郎(高度成長時代の企業を鋭い観点から描写)
松本清張(論理性、事実の検証という点で一番参考になる),
最近では
江国香織
石田衣良


10 尊敬する作家は。
A 夏目漱石、小松左京 星新一
夏目漱石は昭和を代表する純文学作家
小松左京はSF作品でも科学的に分析して書いている
星新一は同じSFでも平易な言葉で書いていて読んでいるうちに自分も書きたくなってくる感じ、

11 好きな小説は。
A 「毎日が日曜日」,「日本沈没」、「anego」
12 好きな映画は。
A 「ローマの休日」、「デイ・アフター・トモーロー」、、

13 好きな漫画・アニメは。
A 「ちびまるこちゃん」「サザエさん」

14 好きなドラマは。
A NTV「ハケンの品格」、「anego」
  NTV「働きマン」,
  ハングルドラマ「ホテリアー」

15 良く聞く音楽は。
A 音楽は広範囲に好き
 クラシックではチャイコフスキー、ベートーベン
 軽音楽ではムードミューズイク、マウントバーニー、
 POPSでは中島美華 「見えない星」をよく聴く
 歌謡曲では山口百恵 「いい日旅だち」、

16 心に残る名台詞と、その出典は?
A 名せりふといえないが、ある大手企業の社訓
 「向上の一路頂点なし」
 「THINK」
聖書のことば、「何事も一生懸命励みなさい」
映画では「ローマの休日」で
アン王女がひそかに宮廷を抜け出して、新聞記者と一日ローマを楽しく過ごすうちに恋に陥るが、自分の国の人たちを思い出して、記者と別れた翌日記者会見があり、ヨーロッパ諸国のどこが一番よかったかと記者に聞かれ、最初はお決まりの「どの国にもよいところがあり、どこといえませんが・・・・」と言って、突然、「それはローマです、私は一生ローまで楽しく過ごせたことは忘れません」といった言葉は、いまだに忘れられない名せりふである

17 月に何冊くらい本を読む?
A4~5冊

18 小説以外ではどういう本をよく読みますか。
A パソコン誌、鉄道雑誌、旅行雑誌
 パソコン誌はPCをより理解して種々に活用したいため
 鉄道は趣味のため

19 読書速度は速い方ですか遅いですか。
A、速いほう、要点をつかむため

20 あなたは自分を活字中毒だと思いますか。
A 相当高度な活字中毒、極論するならば活字がなくては生きられない
 常に新しい情報収集を行ってる

21 執筆に使用しているソフトは。
A WORD2003 WORD2003  たまに一太郎

22 初めて書いた小説のタイトル・内容。
A TVシナリオがはじめて「ホテルの恋人たち」
 ホテル経験をもとにアレンジした、TV並みに13話
 小説では「愛は時を越えて」
 短編「けだるい夏の日」「終電車」

23 小説のタイトルはどうやってつけていますか。
A 思いつくまま、なにかやってて思いつくことが多い

24 あなたが書く小説のジャンルは。
A 青春小説、純愛小説、企業小説、

25 一人称と三人称、どちらで書くことが多いですか。
どちらかといえば三人称

26 短編と長編、どちらが多いですか。
長編が圧倒的に多い、数作品を思いつくままにワープロに打ち込む
短編で訴求力のあるものを書くのはかなり難しいと思っている

27 どのくらいのペースで小説を書いていますか。
6ヶ月に3~4本(ただし未完)

28 ストーリーと登場人物、どちらを先に決めるか。
A ストーリー、まずあらすじ、大要が頭に浮かんでしまう

29 ストーリーはどういう時に思いつきますか。
A あらゆるときに思いつく、テレビを見てるとき、ニュースを見てるとき、人と話しているとき、街を歩いているときなど。


30 ストーリーはどの程度決めてから書き出しますか。
A あらすじを組み立てて書いて見て半分くらいにまとまると書き出す
 いきなり思い立って書きながらストーリーを考えることもある。時には書き出しているうちに先のストーリーまでまとまることもあり、あまり苦労しない

31 人物の名前はどのように決めますか。
A 思いつくまま、女性の場合、○○子は使わない、今風なな前にこだわることが多い。
 子を使用するとなにか古いイメージに見える

32 資料をどのくらい集めてから書き出しますか。
A 時と場合による、書きながら不足資料を集めたり、調査したりする
 「愛は時を越えて」は幼稚園時代の幼馴染と国際線機内で20年ぶり に運命の再会をするため、しかも彼女が客室乗務員パーサーの設定を したので、仕事の役割、機内描写など、あらゆる資料を集め、リアル 性を高めて迫力感を持たせた

33 小説を書くときにあなたが気をつけていることは。
 ➀ストーリーがしっかり組み立てられていること
 ➁登場人物が確定していること
 ➂登場人物の性格がはっきりしていること
 ④短編ならばどこで終わらせるかを考慮する
 ⑤長編ならば各章が読者に訴求力を持たせること
 ⑥読んでいて映像として結ぶこと
 ⑦季節、場所、時間など背景がしっかりしていること
 ⑧書くための徹底的な資料、取材の徹底
 ⑨時代考証が性格であること
 ⑩各せりふの効果的な活用など
 
34 小説を書く能力は、どのように磨きますか。
 本をよく読む、どういう表現かよく考える、短文を頻繁に書く、
 気に入ったドラマはDVDに録画してせりふを全部PCに打ち込み、これを小説化して よく読んで表現性、情緒性などの参考にする。
 

35 ネタが無いときはどうしますか。
A ネタはいつでも転がっていて不自由しない

36 あなたが小説を書く上で影響を受けたものはありますか。
A 親しい友達が小説を書いていて感化を受けた
  病気でたびたび入院して、それが契機で小説を病院でノートに書い  たことが動機
過去、経営コンサルタントとして報告書、商業雑誌にもルポを書いた  ことが大いに役立った

37 他の人の書いた小説を読むとき、ついつい注目してしまうのはどういうところですか。
A 登場人物と性格の明確化
 全体の流れ
 ことばの表現
 付け加えると、独創性、個性、表現性、論理性など

38 これから書きたいテーマは。
A いろいろな企業で展開される人間模様、その中に恋愛もある。
 過ぎ去りし日の青春時代、「3丁目の夕日」のような
 「愛は時を越えて」は航空会社をテーマに前半調べ書いた

39 感想はどのように得ていますか。
A ブログに掲載の上、コメントを書いてくれた方から
  本を差し上げた方への印象

40 批評されても良いですか
A とにかく批判を含めて大いに歓迎している
 つい自己満足に陥りがちになり、批判してもらうことによって自分の 気のつかないことがわかる。

41 あなたの未来予想図、22世紀の世界はどうなっていると思いますか?
A わからない
 環境の破壊がますます進むことが考えられる

42 ますます発達する科学。人間のクローンについてあなたの考えは。
A 絶対あってはならない

43 超能力やUFOを信じますか?
 超能力の解釈によるが、例えば珠算暗算世界一とか、小学校で大学学 力同程度の子供とかTVで見るが、これも超能力といえる。
A まったく信じない。ただしドラマ、映画の上など見るのはよい。

44 世界の終末はどのように訪れると思いますか。
A 核戦争、

45 世界平和は実現しますか。
A 実現不可能
 過去の数千年、また最近でも内戦紛争が起きていて止んだことがない。国家間の利害関係による

46 最近の凶悪犯罪についてどう思いますか。
A 絶対根絶すべきである

47 政治家に物申す!
A 政治的には中立の立場だが、自分が高齢者、母を介護してる立場から言えば年金、介護、医療に優しくあってほしい。
格差是正、公約の実施

48 宗教についてどう思いますか
長い人生の間にはどんなに人生計画をたてて生活しても思わないいろいろな事情で破綻することもある。
そういうときに立ち直り、自分を強く忍耐を培うには必要だと思う。
それが他人に迷惑をかけるものあってはならないと考える。
A 人生の支え、試練に打ち勝つために聖書を役立ててる。
 関心持つ人には話をする。

49 一日は二十四時間ですが、ほんとは何時間くらい欲しいですか?
A あと24時間はほしい、小説など自分が集中してるときは寝なきゃならず、継続してあと1日あればよいと思うことがある。
でないと思考の中断になってしまう

50 現代に生まれてきて満足ですか。現代以外ならいつ頃生まれたかった?(過去・未来どちらでも)
A もし過去ならば平安時代、雅やかであったため。
 その頃の古文を読んで感じた。

51 「ファンタジー」とは?
 ファンタジーとは大人の夢である童話のようなものと思う。
 デイズニー映画に多い

52 何処かに引越しをするとしたら何処へ引っ越しますか。
A 外国ならばアメリカ、サンフランシスコ、スイス
 現在首都圏都市に住んでいるので田舎に行きたいとは思わない。

53 旅は好きですか。何処へ行きたいですか。
A 海外はヨーロッパ、パリ、ローマ、イスタンブール、ロンドンなど

54 登場人物の死についてあなたの所見を。
A 登場人物の死を書こうと思えばかけるが好きでない。
 ドラマでは、真実の話も含めて多くストーリーを盛り上げて感動とか涙をもたらすが、自分がもしここに踏み込むと下手するとそういうことを意図しているように思えてくる。

55 メールや掲示板の書き込みなどで「顔文字」や「(笑)(爆)(死)」の類は使いますか?
書き込みでは絵文字を使うことがある。
文字は、(泣)(涙)(笑)など、

56 昨今の日本語の乱れについてどう思いますか。
A よくないと思うが、ドラマでも使用していて小説書く場合に使うと効果的になるので使うことがある.
要は流行言葉は親しいもの同士で使うことはよいが、例えば職場の上司、目上の人に使うと誤解される。
非公式と公式の場をわきまえることが大切

57 社会に不満を感じることはありますか?どういう時ですか?
A、格差が拡がっている。高齢者に不親切,
医療費が高齢者なのに値上がりしていること

58 小さい頃、将来何になろうと思っていましたか。
A 放送局アナウンサー
歌手、俳優など考えたことがあるが顔が普通、声が歌手に向いていないことであきらめた

59 あなたの人生設計を教えてください。
A 高齢者のために今後は自分の持ち味である執筆活動をして、できればわずかな印税収入でもよいので頑張りたい。

60 外はどんな天気ですか。風景も含めて少し描写してください。
A 夕方に差し掛かる陽の日差しが柔らかく向かいの小学校の家路に急ぐはしゃいでいる子供たちをそっと包み、影が次第に伸びて遠くなってゆく。
季節はあきらかに秋だった、明日の天気を知らせるかのように雲は次第に折り重なってゆく。

61 読書感想文は得意でしたか。
A 得意なほうである、著作者の意図を汲み取って感想を書く

62 国語は好きですか?好きだった学科を教えてください。
A 好き、ただし文法は苦手だった

63 学校は好きですか。
A 好きだった。ただし学科によって好きな先生と苦手な先生がいたことは事実。高校3年のとき、なぜか一時登校拒否になった。

64 運動は得意ですか。
A 運動はまったく苦手、

65 鉛筆の持ち方、正しく持ってますか?
A 正しく持っている
 鉛筆より最近は水性ボールペン

66 実生活で「あぁ自分は小説書きだな……」と実感することはありますか?どういう時ですか。
A ある。自費出版をして著作書を手にしたとき
 出版社から小さいけど、自分の小説が毎日新聞に広告してくれた時
 ブログの掲載で、良いコメントをいただいたとき
 小説が完成して何度も読んでみて感性が豊かに表現されているとき
書きあがった作品を文学賞に応募したときにたぶんそう思う
 その結果の出版社からの感想、結果が送られてきたとき、たぶんそう 思う
 作家賞には応募したことはないが、原稿を出版社に送り結果の返事が 来たときには胸がどきどきした。

67 新聞はどこまでちゃんと読んでますか。
A 隅々、特に書評は念入りに読む、最近は取っていない

68 購読している雑誌は。
A 鉄道雑誌「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」など

69 本は本屋で買いますか?古本屋?図書館派?
A 本屋、最近はネットを利用して買うこともあるが。

70 詩・短歌・絵など、小説以外で創作をしていますか。
A 当初の出発点がシナリオ、詩、短歌、俳句も創作してブログ掲載
 最近は童話にチャレンジ 、
「美華のお手伝い」「一箱のクレヨン」「新浦島竜太郎物語」未完

71 恋人はいますか。
A 過去のこと、以前はいた。

72 何をしているときが一番楽しいですか。
A パソコンに向かい、インターネット見る、小説をPCで書く、他の人の作品を読むことなど、

73 あなたの人生の支えはなんですか。
A 聖書、友達、知人
 自分の趣味である作品を書くこと

74 懸賞小説に応募したことありますか?その結果は?
A まだない、自費出版を機会に今後は応募する

75 日記は書いていますか?
A 過去には書いたが、高齢なので書いても切ないことがあるため書かない

76 今までで一番衝撃的だったことは。
A 弟の死、26年間一緒だった妻子との離婚

77 睡眠時間は何時間くらいですか?
A 6~7時間

78 夜、眠りにつく前に布団の中で何を考えていますか。
A よく寝られるよう、母が元気であるように

79 長時間電車に乗る時、車内で何をしていますか。
A 小説を読む
  自分の書いた出版書を読む

80 ネタになりそうな実体験を教えてください。
A 過去の経営コンサルタントの経験
  戦争体験

81 どうして小説を書くのですか。
A 創造性、独創性を生かしていろいろな登場人物に自分の考えを語らしめることができる。
 時代、季節、場所など背景を変えたり、悲劇、喜劇、コミック調など自由にアレンジできること

82 小説を書いていて嬉しい・楽しいときはどんな時ですか。
A いろいろあるが、
 ブログに掲載、コメントもらったとき
 長編、短編、いずれも書き上げたとき
 
83 小説を書くうえで苦労することはなんですか。
A 高齢者なので今を書きたいと思うが、企業も激変していて正社員、派遣社員、契約社員などに分かれていることは知っているが、現実の体験がないこと。
若い人の行動も回りにそういう人もいなく、この面でもわからない

84 小説を書く時の状況は?(場所・時間・BGM等)
A 自宅、暇な時間があれば、平均して3~5時間 側でテレビがなっている、どんな状況でも集中できる

85 周りの友人や家族などはあなたが小説書きであることを知っていますか。
A 知っている。
 自費出版を機に、出版社から送られてきた本50冊を進呈したので、
 知ってるようにした。(笑)

86 あなたの周りに小説書きはいますか?何人くらい?
A ブログ仲間を含めると5人

87 スランプに陥ったことはありますか?どう乗り切りましたか?
A あまりスランプになったことがないが、先に進まないこともあり、そ のときはもう一度あらすじを見て、もし変えられるならばあらすじを 変えてストーリーを変えて書き、スランプを乗り切ったことはある。

88 長時間パソコンと向き合っていると目が疲れませんか?対策はしていますか?
A 不思議に目は疲れないが、活字をPCに打ち込むため肩が凝ることがあ る

89 最近難解な漢字を使用する作家が多いようですが、あなたはどうです か?
A まだ、難解な文字を使用したことがないが、難解な文字は漢字自体 が非常に深い意味を持っているのでいつか取り入れたいとは思う

90 こういう小説は許せない!
A 誰もが表現の自由があって束縛すべきでないと思うものの最近純文学がもっと育ってほしい、ヒットしてほしいと思うことがある。

91 自分の小説に満足していますか。
A 自費出版したぐらいなので満足はしている。
 満足できなかったら小説はかけないと思うが。

92 他の人のオンライン小説、どれくらい読みますか?
A ブログの小説ランキングを見て適切なものを読んでいる
  総計して90分ぐらいか

93 同人誌に参加したことはありますか。
 まだ、ない

94 将来的にプロ作家になりたいですか。
 プロになれるかは、ひとえに努力、資質があると思う。
 作品に対する読者の評価
 できれば出版社が出版してくれるようにはなりたい

95 それはどうしてですか。
 年金生活者であり、できたらわずかな印税収入による収入の確保

96 あなたの自作小説を一つだけ薦めてください。
A 一番最初に書いた短編小説「けだるい夏の日」
はじめて書いたので小説として拙い文章と思うこともあるが、幸一、涼子の高校生としての淡い初恋の淡々とさりげなく書けたのでひときわ愛着を持っている。
こんな時代に戻りたいと思うことがある。
 長編では「愛は時を越えて」
具体的に長年の夢が実現できた。

97 構想中のネタをこっそり披露してください(言える範囲で)。
A 長編小説で現代に住んでいるある男性が大地震に遭遇、壊滅的打撃を 受けたが、忙しくて行けなかった踏切をわたり隣町に行くが、そこに はかって青春時代に過ごした街があった・・・・・・
 男はそこで生活しているうちに、ある日
(踏み切りの向こうの街)

98 いつまで小説を書き続けますか。
A 病気で入院したときからベッドで書き始めたので生涯にわたって書く つもりである。生涯現役でありたい

99 読者に一言。
A 著作書にはあとがきを書き、どういう意図で書いたか述べてあるので
 そこを汲み取って読んでほしい。

100 あとがき。
A 質問が多く答えるのに苦労したが、気持ちを探る質問が数問あってびっくりしたが、自分がよく見えてきて特に小説についてどのように自分が意欲持っているかがよくわかった


by 小説書きに100の質問
URL:http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8814/
(↑こんな感じで当サイトへリンクをいれてくださいね)

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